概要
CV:水谷優子
ティラの姉で活発な性格。キャロットに心底惚れていて、妹とは対照的に時には事件解決の為の張り込みの最中ですら体を密着させたり服をはだけて積極的に迫る。キャロットのことを「ダーリン」と呼ぶ。
本来はキャロット達のチームであるが目的の為に単独行動を取る事が多く、その先で助けてソーサラーハンターに誘ったガトー・モカとも目的が合致していたため本編でキャロット達と合流するまでは二人チームで動いていた。
戦闘スタイルは電気抵抗が0の特殊な針金で妹の紡ぎ糸同様に扱い、更には先端を飛ばして相手を貫くというもの。戦闘時の性格は冷酷で無感情な殺人マシーンのようになっており、理性の無い獣人化したキャロットも彼女を見ただけで怯えた事があった。
キャロットと出会ったときは、父のように慕っていたザッハ・トルテに殺されかけたショックから心を閉ざしていて、無感情で怖い表情をしていた。それでもショコラの面倒を見ようと世話を焼くキャロットの優しさに触れて、ショコラは素直な性格を見せるようになる。変身時につける帽子もその頃にキャロットからもらったもので(キャロットの祖父の形見)、キャロットから「怖い顔はその帽子をかぶっているときだけにしろ」言われて、無感情な顔をするのは変身後のみになった。
終盤で、四柱神・聖鬼クーリンの魂を宿すことが判明。その力をもって、ティラたちと破壊神と化して暴走するキャロットを止めて戦いを終わらせた。
最終回でキャロットは妹と結婚してしまったが、続編である「ちょっとだけ~」では「キャロットの愛人の座を狙っている」と称しているが、実際には既にキャロットとの間にシュー(男の子でキャロット似)とクリム(女の子でショコラ似)をもうけており、ティラへの目くらましと思われる。
ティラから「シューとクリムは誰の子供ですの?」と毎回聞かれるたびに、「いきずりの男」と答えているが、キャロットの子供であることが作中明かされている。…子供たちの外見を見れば、誰と誰の子供かは一目瞭然だが。
キャロットがティラと結婚してからも、キャロットへの愛情に変わりはなく、現在もキャロットを「ダーリン」と呼びかけて「キャロ」と修正することもしばしば。
子供たちの食い扶持を稼ぐ為に、ソーサラーハンターを続ける一方で、スナック・ショコラを経営しているシングルマザー。