概要
ゼットシティに落っこちてきた小さな白いドラゴン。気が強く情感豊かな性格であり、主人公のナビゲーター役を務める。また、古代文字を解読することができる。
「シロップ」という名前はサラがつけたものであり、ニックからは「大胸筋」「上腕二頭筋」と呼ばれそうになっていた。
一人称は「オイラ」で、裏手でのツッコミが得意。
正体
※物語の核心部に触れる記述があります。
実は小さなドラゴンというのは仮の姿であり、彼の正体は「命天龍・ゼルクレア」という、白い体の大きなドラゴンである。
世界で最初のドラゴンである始祖龍・エイドスによって最初に生み出されたドラゴンであり、命を司る存在として、その次に生み出された死天龍・アークヴェルザとは対比関係にある。
ドグマがエニグマから伝授された禁術を用いてアークヴェルザと共にZ界から現世に強制転生させたが、ゼルクレアだけは幼い姿のままで逃げ延びることが出来た。
アークヴェルザの死のドロップの力を打ち消せるほどの強大な力を持つが、天空龍によると冒険を通して本当に大切なことを見極め、それを守るために力を行使することが使命であり、その前に正体を明かしてしまうと力が失われるため、正体を隠して主人公をナビゲートしていたのである。
魔城アヴァロンでの最終決戦において、エニグマがドグマの体を器としてアークヴェルザを取り込み、アークヴェルザの力ですべてを無に帰そうと主人公を死のドロップで封じたため、正体を現して命のドロップで主人公を解放し、エニグマと戦えるようにした。
エニグマが倒されるともとの小さなドラゴンに戻り、ゼットシティで暮らすことになる。
尚、命天龍・ゼルクレアはストーリーとは別に命天龍の絵馬で行けるダンジョンである「命の神殿」で(恐らく並行世界の別個体が)ボスとして登場し、倒すと一定確率でエッグをドロップする。