「悪魔はお好きですか? それとも幽霊のほう? それともチェーンソーを持った怪人? どんなお化けがお好きですか? 私、あなたのためにベッドの下でとっておきのサプライズになってあげますね。」
※この項目はイベントストーリー『レイクミドロの悪夢』のネタバレ情報を含みます。 |
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プロフィール
英語名 | Jessica |
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簡体字名 | 洁西卡 |
分類 | 超自然者 |
展示年数 | 27年(20世紀90年代) |
展示開始日 | 4月11日(春) |
展示場所 | アイルランド共和国 → アメリカ合衆国のフロリダ州 |
ミディアム | 菌糸 |
本源 | 湖底の枝[木] レイクミドロの精霊 |
香調 | シプレノート 百合 苔 アルデヒド 土の香り ムスク |
サイズ | 68 7/64 × 27 9/16 × 23 5/8 in.(高さ:173.00cm 幅:70.01cm 奥行き:60.01cm) |
ユーディモ | 白尾シカ類 |
CV | 和氣あず未 |
公式の紹介 | 【神秘学家】 /【神秘学家の展示品】 /【コスチューム紹介】「かくれんぼ」 /【コスチューム紹介】「真夜中の航海」 /【ジェシカ KV】 |
概要
フロリダの湖畔の森「レイクミドロ」を棲み処とする精霊。上半身は可憐な少女のようだが、下半身は鹿の胴体そのままというアンバランスな存在である。
精度の高い変身能力を持ち、相応の知能を持つ事からレイクミドロの魔精を統べる主として君臨している。
素朴な性質で自分の欲求に素直だが、生態や嗜好・価値観の多くはあくまで小鹿基準のものである。その無邪気さは人間の常識とすれ違うことで、他者を弄ぶ事を躊躇しない残酷さへと裏返る。
特に日本語版では丁寧語で喋るため、小難しい事は考えない博愛精神の持ち主にも見えるが、そうした態度はある意味強者の余裕とも言える。
10年以上前…「ジェニファー」という女の子がキャンプをしにレイクミドロにやって来た。彼女が話してくれた数々の創作怪談に興味を引かれ、魔精たちを動員して我流のホラーを再現して遊ぶようになる。
やがて変化のない森暮らしにも倦怠感をおぼえ始めるが、人間に自分の本来の姿が受け入れられない事を悟り、森を出る事に恐れを感じるようになってしまった。
ジェニファーは成長して大学生となり、大学課題のホラー映画を撮るために再びレイクミドロに戻ってきた。この機を逃さず、もう離れまいと歪んだ愛で決意したジェシカは、「アニー」という少女に化けて彼女に接触する。
以前から親友だったかのようにジェニファーに寄り添い、レイクミドロの森で巻き起こる予想外の出来事に遭遇しても、なんだかんだで切り抜けてしまう。それもそのはず、アニー自身がこの森の支配人であり、ホラー展開の仕掛け人なのだから。
出自
27年前…軍人養成学校のゼノミリタリーアカデミーは、レイクミドロの特殊な環境で多様な進化を遂げる魔精の研究の一環として、軍事用の魔精兵器を培養しようとしていた。
「北米の鹿女」と「アイルランドのチェンジリング」の二つの魔精を掛け合わせ、なんとも狂気的で倫理に悖る実験が始まった。大量の実験体が発育不全と奇形を起こし、全滅した。その中で唯一正常に育った個体が後のジェシカとなる。
左耳に付けられた黄色いタグと、胴や上腕に巻かれたベルトは実験体時代の名残り。ゼノミリタリーによる戦闘訓練は「お遊び」の記憶として残っている。また夢の中で行ったことのない「平原」と聞き覚えのない「軽やかな笛の音」が出てくることがあるらしく、恐らくはチェンジリングとしての記憶が呼び起こされているものと思われる。
レイクミドロに駆け付けたレディ・Z曰く、魔精の逃亡に伴う近隣の町での被害が問題となり、研究施設が移転された際にジェシカだけ取り残されたと推測される。
実験内容の書かれた手記によればライフサイクルは人類の約1.5倍と予測されており、現在の身体年齢は27÷1.5=18歳に相当するらしい。
PV「卒業の日」の内で成績を記したボードに一瞬だけ年齢が18と記されているため、財団からはそのくらいの年齢の神秘学家として扱われているようだ。
古屋の壁を乗り越えて
『レイクミドロの悪夢』イベント期間後半で遊べるキャラエピソードイベント(Ver.2.0以降は「映像」内にて常設化)。レイクミドロから連れ出されたジェシカの約2週間にわたる教育学校生活の様子が育成ゲームの要領で描かれている。
授業・休憩・外出・招待の4つの行動を組み合わせて各種ステータス(道徳概念・認知判断力・身体能力・社会的行為・神秘術安定)を伸ばし、試験をパスして卒業を目指すという流れ。敷地内をぶらつく「外出」と、新しい友人たちと面会する「招待」にはエピソードが付随し、イベントの進度によってはダイス判定のある課題をクリアしていく。
まともに授業を受け、減少した集中力を休憩で回復するという正攻法ではステータスが伸び悩むため、タイムキーパーたちが試行錯誤した結果、授業には一切出ずに外出と招待で発生するイベントを消化していく事でぐんぐん成長していくという教官泣かせの攻略手段が判明している。
面会一覧
- ソネット… 認知判断力の授業を補佐するためにやって来る。真面目な性格のせいでジェシカには振り回され気味だが、手を変え品を変え粘り強く付き合った末に、ある贈り物をもらう。
- ジェイミー… 再会した大親友。新作映画の企画を立ち上げる傍ら、足繁く通ってくる。ジェシカの振る舞いをヒントに、映画のヒロイン像を模索しているが……。彼女との面会では社会的行為がよく成長する。
- トゥースフェアリー… 校医という立場から身体能力の検査を担当する。学校の敷地内で窮屈な思いをしているジェシカを検査も兼ねて外へ連れ出してくれる。
- マチルダ… ソネットの授業を一通り終えると会えるようになる神秘術安定の教官。ジェシカとは初対面なので常識がほとんど通じない彼女には翻弄されまくる。
- ヴェルティ… 外の世界に臆病になっていたジェシカを殺し文句で口説き落としたタイムキーパー。ジェシカの卒業後を見越して迎え入れるための準備に奔走している。
- ホラーペディア… 素行不良が祟って同じく教育学校で「お勉強」させられている財団の問題児。ジェシカを立派な“悪役”にするべく道徳概念を捨てさせようとしてくる。
バトルでの性能
「ピクニックのお時間ですよ~」
レアリティ | ✦6 |
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本源 | 木(自然) |
ダメージタイプ | リアル |
ポジション | アタッカー 中毒 |
伝承 | チェンジリング |
公式の解説 | 【神秘術紹介】/#9コマで分かる神秘学家 |
敵を「中毒」状態にして追い打ちをかけるタイプのアタッカー。
洞察1の伝承効果でバトルの開始時、及び3の倍数のターンごとに「中毒」を2ターンぶん付与する。
(塑造が2凸になると「中毒」の継続が3ターンになり、3nターン目に重複する。)
洞察3では「中毒」が切れた敵に攻撃することで「中毒」を与え直すことが可能になる。
「みなさん、こんにちは!」
- アタックスペル《白い絨毯》
「あやとりしましょ~」
柔らかな白い苔状の菌糸を稲妻のように拡げ、敵に纏わりつかせる。
単体にダメージを与え、既に「中毒」が付与されていれば更にダメージが増える。中毒の個数が3つで最大倍率となる。
別途「中毒」を付与できるサザビーやカンジーラなどとの相性は抜群。
「シルク~サンダ~!」
- アタックスペル《お友だち》
「みんな~か~かれ~」
魔精のカーバンクルを呼び、敵を挟み撃ちにする。
敵2体にダメージを与え、既にデバフがかかっていれば更にダメージが増える。
コーンブルメの《袖口注意》と同等の優秀な技。
「はい! 『こんにちは』!」
- アルティメット《森の奥からのまなざし》
「練習通り、行きましょう!」
幻影の灯台が光る中で、巨大なシルエットの少女がハンマーを振り下ろす。
敵全体にダメージを与え、更に2ターンぶんの「中毒」を1個付与する。
「あ! ご心配なく! 準備は整いました…いつでもいけます。」
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