ジェラウド・ガルス・バンテール
じぇらうどがるすばんてーる
CV:石井康嗣
聖インサラウムのハイナイトの中の頂点「ナイトオブナイツ」にして御前試合で3年連続優勝している強者。愛機はナイトオブナイツ専用機のディアムド(ダイアモンドのもじりと思われる)。
ガイオウによってインサラウムが滅ぼされた際に妻と子供を失っており、またその時の戦いで片方の頬に傷を負う。また、その後もう一方の頬に戒めの意味で自ら傷をつけている。
ウェイン・リブテールのことを目にかけており彼がハイナイトに任命される際にその破天荒さから相応しくないと議会が紛糾した際にハイナイトに入れることを認めている。
また、ウェインの師匠であるシュバル・レプテールとは親友だった。
ハイナイトの模範となるナイトオブナイツであるためか、侵略者に身を堕とさざるを得なくなってなお騎士として常に相手にも敬意を払う。
ゲーム内では常にレベルが高く、ディアムドの性能も高いので改造や養成をしっかりしていないと終始苦戦を強いられる。
第31話ではクロウ・ブルーストが駆るリ・ブラスタとの決闘を行い、邪魔をするように現れたギガ・アダモンを一喝して動きを止めている。
その決闘で敗れるも最後まで騎士としての誇りを失わずに戦い抜き、その生き様はZEXISメンバーから人として高く評価されていた。
その戦いの傷が致命傷だったらしく帰還後に略式でウェインをナイトオブナイツに推薦し、ナイトオブナイツの称号とディアムドを返還し死亡した。死の間際、ユーサーに付き従っていた理由…ガイオウ襲撃によってインサラウム王国が滅亡した後、誰もが怒りや絶望に沈む中、ユーサーだけがジェラウドの妻子の死を悲しみ泣いてくれたことを明かした。
アークセイバー最強の騎士であったジェラウドの死は、インサラウムにとって大きな痛手となったが、同時にユーサー・インサラウムとウェインの奮起を促し、間接的にではあるがアンブローン・ジウスの心境にも大きな変化を与えるなど、強く影響を残した。
ちなみに、ミドルネームの「ガルス」は御前試合の優勝者に送られる称号の一種らしい。