ジェームス・ブラウン

じぇーむすぶらうん

アメリカ合衆国のソウル歌手、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、レコード・レーベル・オーナー、社会事業家。

概要

ジェームズ・ジョセフ・ブラウン・ジュニア（James Joseph Brown, Jr., 1933年5月3日 - 2006年12月25日）。

「ナンバーワン・ソウル・ブラザー」「ゴッドファーザー・オブ・ソウル」「ミスター・ダイナマイト」「ファンキー・プレジデント」など、いくつものニックネームを持っていた。

1955年からゴスペル・グループに参加、その後、バンド「フェイマス・フレイムズ」でレコード会社と契約。結局は後のソロ活動において、フレイムズがバックバンドとなっていった。

1960年代末から1970年代初頭に、彼はキャリアの頂点を迎える。この時期のヒットとしては「セックス・マシーン」「リッキン・スティック」「スーパー・バッド」「ソウル・パワー」「ギブ・イット・アップ・オア・ターン・イット・ルーズ」「アイム・ア・グリーディ・マン」「メイク・イット・ファンキー」などがある。

1980年、映画『ブルース・ブラザース』に出演。1984年、ヒップホップのアフリカ・バンバータとのデュオ「ユニティ」がスマッシュ・ヒット。久々に音楽シーンの注目を浴びた。1986年1月23日にはロックの殿堂入りした他、映画「ロッキー4/炎の友情」に「ソウル界のゴッドファーザー」として出演した。そして1986年「リビング・イン・アメリカ」が久々のヒットとなる。

1992年2月25日、ブラウンは第34回グラミー賞特別功労賞を受賞している。その1年後には第4回リズム&ブルース財団賞特別功労賞を受賞した。

2006年12月24日、歯科医を訪れそこで肺炎の症状が判明し、ジョージア州アトランタのエモリー・クローフォード・ロング病院に入院するが、翌日の午前1時45分、死去。73歳であった。

余談

楽曲「Get Up（I Feel Like Being）A Sex Machine」は曲の大半が「ゲロッパ！」という言葉で占める。