ジムボタン
じむぼたん
（西）ドイツの児童文学者であるミハエル・エンデ（ミヒャエル・エンデ）による児童文学作品である『ジム・ボタンの冒険』を原作とするテレビアニメ。
1974年10月4日から1975年3月28日にかけてNET系列局（ただし一部系列局は放送日時差し替え）にて放送された。また、宮城テレビをはじめとする日本テレビ系列局5局（放送当時も含む）、宮崎放送などのTBS系列局3局、新潟総合テレビをはじめとしたフジテレビ系列局5局でも放送されている。全26話。
なおアニメ本編は映像ソフト化されていない。
ジム
声 - 太田淑子
主人公。母を誘拐してボッコを小鳥に変えた魔神ドリンガーを倒すべく、直前に付けてもらった武器と言うべきボタンを胸に、意志を持つようになった機関車エマで旅立つ。また笛を吹くと機関車のエマが攻撃したりポテンシャルを発揮する。必殺技は、ジムの家に代々伝わるボタンを握り締めてパンチを繰り出す「ボタンパンチ」と、ボタンを手裏剣の如く投げつける「ボタンシュート」の2つ。
ポッコ
声 - 松尾佳子
ジムのガールフレンド。呪いで小鳥の姿に変えられている。芯の強い性格の持ち主であり、小鳥にされてもジムの旅に同行する。
エマ
発明家のルーカスが造った万能機関車。ジムの持つ笛の音で呼び出せる。元々は笛でリモートコントロールされる能力しか無かったが、ドリンガーの手下が誤射した魔法銃により自我を持つようになった。体当たりや火炎放射等の能力でドリンガーの手下の魔物と戦う。
ドリンガー
声 - 観世栄夫
本編のラスボスと言える魔神。大勢の魔物を従えており、手下に命じて大人達を石に変え、ポッコたち子供に呪いをかけ、さらにジムの母親を誘拐した。その正体は鏡の中に潜む姿なき魔神であり、肉体を得て鏡の外に出る為に必要な悪魔のマントをニーナに作らせようと目論んでいた。
ニーナ
声 - 北浜晴子
ジムの母。達人級の仕立て屋だったが、その腕前に目を付けたドリンガーに攫われてしまう。
