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ジョンケイ

じょんけい

ジョンケイとは、漫画「シャドーハウス」のキャラクターであるケイトとジョンの男女コンビ(カップリング)である。
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概要

漫画「シャドーハウス」のメインヒロインであるケイト・シャドーと、彼女の同期であるジョン・シャドーの組み合わせを指す。



出会い

二人が実際に対面したのは「お披露目」時だったが、実はそれよりも前に二人はニアミスをしている。シャドーハウスのルールにおいて成人前のお影様は自室から出てはいけなかった頃、部屋掃除の途中で窓から落下した生き人形を追ってケイトはこっそり部屋を抜け出す。そしてこの落下シーンをジョンも自室から目撃し、ショーンが風呂掃除をしている隙をついて同じく部屋を抜け出したところ、ケイトと鉢合わせそうになったので慌てて身を隠す。


柱の陰から覗き見たその瞬間、ジョンは彼女に「一目惚れ」をした。彼自身はその理由を「よくわからない」と言うがケイトを見た瞬間に感じた衝撃はとにかく相当なものだったらしく、それは外見だけでなく彼女が生き人形を一個人として信頼している様子にも影響を受けたほど。



婚約宣言


そうして迎えたお披露目の第二の試練・庭園迷路内にて、囚われていた身から自力で脱出したジョンはケイトに遭遇、大した間もおかずに彼はこう言い放った。


「ケイト、俺(ジョン)の婚約者になれ」


逢瀬や告白の過程をぶっ飛ばして、いきなりの婚約宣言。これに対してケイトは。


「嫌よ」


と、こちらも即答した。当たり前である。


とはいえ、一方的に自身の気持ちをぶつけてきた割にジョンはケイトの言い分を聞くとあっさりと引き下がった。勿論婚約を諦めたわけではなく、これから徐々に自分の事を知ってもらって再度婚姻を申し込むとの事。本来はそれが一般的である。

ちなみにこの時のジョンは強気な態度だったが、その裏で相当無理をしていた事を後にショーン達の前で白状、自分の発言にも少し反省している。そういうところですよ、ジョン様


「お披露目」後も、周囲の目も気にせず婚約の話をしたり彼女の姿を見かけたりと基本的にケイト一筋で行動している。その際、同期のルイーズに不満を言われるもまさかの「バカだな」発言で他の女性シャドーとケイトに抱く感情は別である事を改めて公言。自身が一番のシャドーである事に拘るルイーズを怒らせてしまう事に。


そしてこの発言は子ども達の棟のシャドーには「事実」として受け止められてしまい、二人で行動していると影から噂をされたり星つきからは呼び出されて厳重注意されてしまう事態まで発展した(シャドーハウスのルールにおいて申請無しで婚約する事は禁止されている為)。ケイトとしてはあらぬ噂を立てられ続け、その度に「ジョンといると面倒」と腹を立ててすすを立ち昇らせている。

...



「同期」にして共に行動する「仲間」

ケイトによる秘密の手紙で生き人形が珈琲によって洗脳されている事を知った際は、シャドーハウスのルールよりもケイトへの信頼が勝った事がショーンの洗脳を解く要因となる。この時、シャドー家への忠誠心がより強かったショーンの影響にジョンも引き戻されそうになったが、その度に手紙を通して「ケイトに頼られている」事で正気を保っていた。そういうところですよ、ジョン様。


その結果、ジョンはケイトにとってシャドーハウスに反旗を翻す「最初の仲間」というポジションを得る事になる。ケイトはジョンに対してシャドーハウスの隠された秘密について多くを話してはいない(どちらかといえばショーンを頼りにしている)が、予想外の行動や発言で猪突猛進気味に突っ走る彼にツッコミを入れながらもなんだかんだで一緒に行動する機会や、彼に助けられたりする場面も増えてきているので今後のジョンの頑張り次第では信用度もあがっていく…かも、しれない。頑張れ、ジョン様。




関連イラスト

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関連タグ

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ジョン・シャドー ケイト・シャドー

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…実は、ジョンのケイトに対する「一目惚れ」というのは少し語弊があり、実際は二人(?)は館での生活以前から出会っている。ケイトがシャドーハウスに侵入した際、モーフが館内に運ばれていく道中に黒い布で身を隠して成りすましていた彼女は、自分が落とした枝をあるモーフが拾って気に入った様子を見かねて話しかけていた。このモーフが、後にショーンの「影」に変わるジョンだったのである。亡霊騒ぎの調査の一環でこどもたちの棟を見て回った時、ジョンが枝を片手に歩くシーンがあるが、これはシャドーになる前のモーフの頃の名残と考えられる。それと同じく、ジョンが(彼にとって)初めてケイトを見かけた際に受けた衝撃も、ただの一目惚れというよりは「運命の再会」に近いものを無意識に感じたのではないかと思われる。ただしケイトの方は、ジョンがシャドーの姿形になる過程を見ていた筈なのに特に反応している所が無いため、覚えていても口にしていないだけか、最悪忘れているのではないかと思われる。頑張れ、ジョン様。

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