このロボの
くうちゅうさっぽうには
てもあしもでまい。ふっ。
概要
イワン・ワルナッチ博士が制作したワルロボのうちの一機。名前通り流星を模したような姿のやや小柄なロボット。
クエストモードのステージ3に登場する。倒しても仲間にはならないが、ハードモードクリア後に対戦モードで使用可能になる。
ワルナッチ博士の言葉通り空中殺法に特化したキャラで、全ての必殺技が空中突進となっている。
加えて移動速度も速く、機動力に関してはかなりのもの。技の威力も全体的に高め。
その素早さと火力の高さから、クエストモードでの初見時はかなりの強敵として立ちはだかってくる。
が、実を言うとこのキャラ、かなり致命的な欠陥を多数抱えている。
真っ先に挙げられるのは投げ技が使えないことで、削り性能の高い必殺技なども持っていないため、動きを知られている相手に対してはまともにガードを崩すことすらもままならない。
さらに通常技があまり強くなく、必殺技は全て軌道が違うだけの空中突進で、さらにはある理由から実質3種類しか必殺技を持っていないためどうしても攻め方がワンパターンになってしまう。
加えて気絶耐性も低く、一度捉えられて何か技を入れられるとそのままラウンドを持って行かれてしまうこともしばしば。
少なくとも逃げの手を打つのは得意で、火力もあるので全てにおいて絶望的とまでは言い難いが、対人戦では理論値的にかなり厳しいキャラ。
必殺技
- ロケットジャンプ
上空目掛けて高速で跳び上がる技。これ自体に攻撃判定はないが、その後スターダストプレスまたはバッククラッシュに繋がる。
……要するに単なる他の技の前動作である。にもかかわらず必殺技の枠を取ってしまっているという非常に迷惑な代物。
おまけに無敵時間もないためこれをやっている間は完全に隙だらけ。速度はあるのである程度読んでいないと落としにくくはあるが。
- スターダストプレス
突進技その1。ロケットジャンプで画面外まで飛び上がり、頭上からのフライングボディプレスを仕掛ける。
威力は非常に高いが、あまりにも高く飛ぶせいで滞空時間が長く、落ちてくるまでの間にガードなり回避なり迎撃なりの準備が楽々できてしまう。
真上に高く飛ぶので上昇中にも落とされやすい。
- バッククラッシュ
突進技その2。ロケットジャンプで敵の頭上を飛び越え、背後から高速で突っ込む。
スターダストプレスに比べると軌道の関係上ジャンプ中に落とされにくく、さらに背後をとるためうまくガードするには慣れが必要になる。
ただし締めの突進の持続時間がやや長く、いざガードされると大きな隙を晒してしまう。
- キャノンヘッド
突進技その3。勢いよく前方に飛び上がりながらの高速頭突き。
ノーモーションで出る上速度があり、硬直もほぼなく、逃げ技としては非常に優秀。
結局のところ攻める際には自分から突っ込まないといけないというのが痛いところだが、それでもスターは相手がミスしない限り攻撃を通すこと自体が厳しいため、向こうが隙を見せるまではとにかくこれで逃げ回るしかない。
一応対空技でもあるが、判定がそこまで強くなく、無敵時間もないためあまり信頼はできない。