概要
黎明の研究者・十島博士の口から出てくる謎の存在。15年前調査隊を壊滅させた「ナイトメアの王」らしい。
旧学生街エリア及び地下洞窟ダンジョンを除く各ナイトメアに「人間を捕らえ、拷問せよ」と指示を与えていた。
実は黎明に身を潜めており、「脱獄する」という建前のもとタイヨウ教団を組織したのも彼。
正体は滅んだ母星からやってきた異星人であり、ジェイルの種を植え付け監獄塔内で大量虐殺することにより邪神を産み出すことを目論んだ。
血式少女隊によりその野望を阻止されると、タイヨウ教団員の「脱獄する」という願いが具現化され、図らずも建前が叶った形になると、己の野望を叶えるべく自身も願いに身を委ね、監獄塔と一体化することで最後の戦いに挑む。
所謂黒幕ではあるが、彼とてジェイルの全容を完全に把握してはおらず、研究を重ねる必要があった。
同胞曰く、「クソ真面目だったゆえに歪んでしまった」とのこと。
彼の活躍なしでは脱獄はなし得なかったのだ。
本ネタ
ルイス・キャロルの詩「スナーク狩り」。
戦闘
本人に戦闘能力はないが、監獄塔と一体化することでラスボスとして立ちはだかる。
巨大ナイトメア扱いでコアは2箇所の4部位。
最高難易度では即死級の全体攻撃「凶状」がとても危険。「レンジラッシュ」を素早く叩き込もう。
リメイク版では通常攻撃が全体攻撃になり、それを2回ぶっ放してくるという超絶強化を遂げ、ジリ貧に追い込んだところで即死級全体攻撃「凶状」で畳み掛けてくる。
巨大ナイトメア故に一切のデバフが効かない(ジェイルボーナス除く)のも強敵ぶりに拍車をかけてくる。
本作では難易度が3段階あるが、難易度毎に強さがガクッと変化する。難易度FearとEasyでは難易度は天地ほどの差。
スチルを埋めるためにはコイツを10回倒さないといけないため、その場合は難易度Easyで周回することをオススメする。
メアリスケルター2
第1章終了時に謎のナイトメア(リンク先ネタバレ注意)に惨殺されるという前作ラスボスとは思えない扱いを受けている。
こちらでは正体が露見することはなく、彼の死は解放地区のメンバーにショックを与えるには十分すぎた。