いつも元気な直感直球お姉さん!
んー、よく分かんないから、ぶん殴ってから考えるね!
CV:大久保瑠美
概要
最初に発見された血式少女で、血式少女隊のリーダー格。彼女が独房エリア「元街道沿いエリア」に囚われていたジャックとアリスを救出しに来るところから物語は始まる。
血式少女では唯一の20代で、「1」が始まる少し前に二十歳となった模様。自分のことを「お姉さん」と名乗り、血式少女たちを先導している。
ただし、そのことで気負いすぎるようなところもあり、考えるより先に身体が動くタイプで、後先考えずに行動しがち。
また、自分を拾って育ててくれた十島博士のことを「お父さん」と呼んで慕っており、他の黎明メンバーとも家族同然の仲になっている。
血式リビドーは「頭を何かで覆っていたい」。そのため、彼女の衣装は全てフードやパーカーの類になっており、頭を覆うものがなくなってしまうと極度に不安になってしまう。
容姿
茶髪のショートヘア。ジェノサイドモードになると狼の耳のようなオーラが出現し、ブラッドスケルターになると狼の尻尾のようなオーラが出現、右手が狼の手、左手が鋏になる。
血式能力
巨大な鋏で金網や鎖、電線などを切断する「ボディーニッパー」。
戦闘
職業タイプはリベロ。脳筋キャラとは裏腹にバランスタイプであり、一通りの魔法攻撃を覚える他、「ポエット」や「フェアリー」で覚える各種スキルでバフ・デバフを展開するのが主な役割。
だが、このゲームにおいてはもう一つのバランスタイプに白雪姫・グレーテルのサイエンスタイプがあり、そのサイエンスタイプがリベロタイプの完全上位互換という悲劇に遭っている。
メアリスケルター2
髪型はミディアムロングを後ろで縛り、向かって右側から前に出す形に変更。
序盤に「元街道沿いエリア」に探索に向かうくだりは同じだが、「1」より無神経な振る舞いを取った結果アリスを暴走させてしまい、つう・人魚姫とはぐれてしまう。
その後、黎明が滅ぼされ博士が殺されたショックでブラッドスケルター化し、「元駅構内エリア」をさまよっていたところを血式少女たちに取り押さえられ浄化される。
こうして戦線に復帰するも、ナイトメアに対する憎悪を募らせ破滅的な思考となってしまっている。
なお、戦闘の方はデバフ技が詠唱システムの煽りを受けて弱体化しているという悲惨なことに…。
ただし、各種デバフはサイエンス系が使うより効果量が大きく、ジェノサイド時に使える「ジェノレンジラッシュ」がとても強い。リベロあるいはデスリク衣装2に就かせ、銃を持たせてボス戦に専念させるという使い方ができる。速度デバフ「スローアクション」は無詠唱で効果絶大なのでそれを絡めて攻めるといいだろう。
「オールレジスト」や「オートディフェンス」もありかなり打たれ強いのもありがたい。
Finale
変わらず血式少女隊のお姉さんであり続けてはいるものの、父親と慕ってきた博士が黒幕(ではあるが彼なしでは生存や脱獄ができなかったのも事実)だったことを気に病んでいる。
加えて処刑台少女の圧倒的な力を目の当たりにしたことですっかり自信を無くす。
離散後に合流した親指姫やシンデレラの激励もあり多少は自信を取り戻すが、状況が状況なのでしばしば後ろ向きに物事を考えがちになっている。
浄化役がいない1章ではメアリスケルター2のあのシーンでも登場したグレーテルの睡眠薬で穢れを落としながら進めていくことになる。15個しかなく、睡魔に抗うからかSPスリップ異常の「衰退」にかかるため、浄化するよりは舐めて進めた方がいいだろう。ジュウと合流するまでに誰かがブラッドスケルター化するとそこでゲームオーバー。
後にジュウ、白雪姫、かぐや姫とも合流するが、マイペースかつドライなジュウとは反りが合わずしばしば言い争いをしている。
一方、良くも悪くも遠慮というものが無い彼に振り回されている内に悲観的な考えは無くなり始め、6人目の主人公として紹介されているが、実質的にはジュウ編のヒロインの様な立ち位置に収まっている。
なおメアリーのマッチやシラの浄化装置と異なり、睡眠薬は2章以降でも使用できる。ここぞと言うときにサイエンス職に使わせるといいだろう。
戦闘ではデバフの効果が更に強化されたり、詠唱後の待機時間が短くなったりと2をベースにしつつも強化されている。ゲームバランス自体補助スキルを使わせる方向にシフトしているため今までと打って変わって頼りになる場面も多いだろう。