概要
グレンダイザーの頭部に装備された武器。
側頭部の角が発光し、頭部周辺に放電のようなエフェクトが見えた後、額にある2本の短い角部分から発射される放電状の破壊光線。設定温度は6万度で、対ロボットや対大型兵器用の火力として有効。
またグレンダイザーへの搭乗資格を持たない人物が乗り込もうとした際には、対人用に威力を調整した状態で威嚇攻撃を行う描写もあった。
番組の企画段階ではパイロット版同様、「サンダーフォーカス」だったらしい。
武器としての評価と、その変遷
作中ではベガ星連合軍が送り出した多数の円盤獣やベガ獣を撃破している。ダブルハーケンと違い、スペイザー形態でも問題なく使用できるという点も大きい。この頃はダブルハーケンと共にグレンダイザーの代表的な武器として扱われていた。
ちなみに月刊OUTのスーパーロボット特集では「雷雲を呼ぶサンダーブレークのような風流さがない無粋な武器」とかエラいディスられ方をされた。
番組終了後しばらくたってから、主にゲーム作品などでグレンダイザーが出演するようになると、「エネルギー消費が無く威力が低いダブルハーケン」と「エネルギー消費はあるが最強武器のスペースサンダー」という使い分けがされていた。
しかし21世紀に入るとダブルハーケンの扱いが良くなり、相対的にスペースサンダーの使い勝手が悪くなるといった現象が見られた。その代わりなのか、ダブルハーケンとは射程や有効属性や地形、合体攻撃といった面で差別化が図られている。
ダブルライトニングバスター
グレートマジンガーとの合体攻撃。グレートのサンダーブレークとタイミングを合わせてスペースサンダーを発射する。
スーパーロボット大戦シリーズでは複数の作品で採用されている。
スペイザートルネード
スペイザー(グレンダイザー)形態でのみ使用可能。スペースサンダーとハンドビームとメルトシャワーとの斉射。それまで火力不足だったスペイザー形態の不遇を大きく改善したがスーパーロボット大戦MXのみ実装。
関連項目
サンダーブレーク:強烈なインパクトを放った前作の必殺技。