スヴィスティ
すゔぃすてぃ
「雲に潜り、土壌に沁み渡り、陸地と空の間を延々と奔走する。それが理線(レイライン)学者だ。」
片目隠れの銀髪と分厚い毛皮のコートをたなびかせる女性。スヴィスティという通称はロシア語の口笛(свист)に由来する。
目に見えない「地脈エネルギー」が食物連鎖の如く上位の存在に濃縮される流れを観測し、実在する生物や資源に当てはめる理線(レイライン)学の研究者であり、理線士(レイハンター)とも呼ばれる。
クールな佇まいによらず意外と饒舌であり、語り出すと止まらない。また内心は承認欲求に飢えており、寂しがり屋でもある。
かつて理線学は未来への希望と憧れに満ちた学科だった。人々はこぞって期待を寄せ、理線士たちも期待に応えようと努力した。
しかし、ある大スキャンダルが発覚し理線学の信用は地に墜ちてしまった。人々は理線学に見向きもしなくなり、どの出版社も寄稿された論文の掲載を拒否するようになった。
それでもスヴィスティは理線学の価値を見捨てることはできなかった。仕事を選ばず必死に食い繋ぎながらも、理線学が再び脚光を浴びることを夢見ている。
「予算規模に左右されるかもな。」
レアリティ | ✦6 |
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本源 | 星(自然) |
ダメージタイプ | メンタル |
ポジション | アタッカー 瞬間火力 追撃 |
伝承 | 混合主義 |
公式の解説 | 【神秘術紹介】/#9コマで分かる神秘学家 |
素のクリティカル率が高く、専用バフの「尺度」で更に底上げできるアタッカー。
「尺度」は味方のクリティカル(攻撃、回復問わず)と敵に付与された「朦朧」(被クリティカル率増加)に応じて最大15個スタックされる。トゥースフェアリーやボイジャーとは高相性。
通常スペル自体は割と素直な性能だが、アルティメットが非常に変則的な性質をしている。しかし上手く扱えば全キャラクターの中でもぶっちぎりの瞬間火力を1ターンで叩き出すことができる。
「サンプルを残しておくように。」
- アタックスペル「証明終」
「座標を確認する。」
理線で小さな結晶を作り出して発射する。
使用時にひらめきを1増やす他、ひらめきが2以上あればそれを消費して1.3倍相当にダメージを増幅する。またクリティカル率が100%を超えると余剰分がクリティカル倍率に変換される。
単発でもそこそこ以上のダメージを与えられるが、この攻撃が真に輝くのはアルティメットで連続して放つ時である。
「距離を算出しよう。」
- アタックスペル「実用的観点」
「実地調査の醍醐味だ。」
理線で大きめの結晶を生成し地面から突き出す。
敵2体に小ダメージを与え、ひらめきを1増やした後、次のターンで予備スペル(使用・融合しないと消滅する)の「証明終」を生成する。ランクを上げたり同一ターンで連続使用することで生成枚数を増やせる。
また「実用的観点」がスペル枠になかった場合は、「実用的観点」の予備スペルも1枚だけ生成する。
下記のアルティメット用にスペルを確保するために重宝する。
「別の学科には提供できない視点だぞ。」
- アルティメット「更に遠い果てへ」
「学術的な問題だ。」
雪山の頂上を目標に理線を引く。
敵単体に「朦朧」を付与した後、手札のスペル枠に残っている「証明終」と「実用的観点」の枚数分(予備も含む)だけ追撃を仕掛ける。この時「実用的観点」は全て「証明終」に変換して使用される。また追撃中は「測量」状態となり、ひらめきが消費されなくなる。
スペルを残せば残すほど怒涛の連撃で莫大なダメージ量を稼げるだけでなく、敵を撃破した後も自動的に次の敵にターゲッティングして追撃してくれる。通称「スヴィスティ砲」。
このアルティメットでの追撃こそがスヴィスティの本領発揮となる。少なくとも3枚はスペルを残しておきたいところ。
スペル枠にスヴィスティのスペルが1枚もないとド派手に朦朧を付与するだけで終わってしまうのでくれぐれも注意。他のメンバーのスペルで行動枠を消費し、最後に「更に遠い果てへ」を選択するのがセオリー。
洞察3以降で適度にスペルを残しておくだけでも10万ダメージは固いのだが、ターンを稼いでランク3スペルをガン積みすれば100万すら優に突破する。「たてがみ手配書」でも有効なテクニック。
更に「黄昏の旋律」限定となるが、バフと敵デバフを極限まで積めば1000万どころか1億単位にまで到達することが実証されている。ついでにダメージカンストが19億9999万9999であることも判明している。
有志による検証動画
- ちなみに「黄昏の旋律」でアシストスペルとして「更に遠い果てへ」を使用すると、“スヴィスティをアシストにしたスタメン”のスペル依存で追撃する。つまり仕様上誰でもスヴィスティ砲を放てる。特に37はスペルを撃つたびに全体攻撃が発動するようになるため非常にシナジーが高い。
「一寸の目盛りと無限の線。」