概要
チニ湖の怪獣と並んで、マレーシアのパハン州にある「チニ湖」で目撃されたとされるUMAの一種。
1959年の5月頃にこの地を訪れていたイギリス人の技術者アーサー・ポッターと事務員のバハルディン、そして労働者のラジャンとマリクの4名が目撃したとされる怪物で、信憑性は低いが、日本の書籍の記述によれば、その怪物は赤くボールのような目を持つドラゴンの様な姿をしており、船に乗っていた一行を覗き込んでいたが、ポッター氏が猟銃を数発撃ちこんだところ怪物は去り、その翌日には湖の砂浜に巨大な足跡が残っていたといわれている。
また90年代前半には、付近にあるタンジョン・スパオ村のジャクン族、あるいはジャクソン族の村人(一説にはフランスの旅行者という文献もあるらしい)が、30mはあろうかという怪物を目撃しており、証言によると怪物は真っ黒で、蛇に似ているがそれよりもずっと大きく、移動中は常にシューシューと噴気音を出していたという。