- フレーバーテキスト
SR
礼節を知る老紳士は孤高の正義に生きる。かつて受けた恩を胸に、密やかなる影となりて小さき光を守り続けた。しかし一度使命を負えば、蒼き剣を携えて、重ねた年輪を武器に正義を問う。
SSR
聖国を覆わんとする暗き影は、己が因縁の招いたもの。老騎士はしばし礼節を捨て、血風と共に獄犬として舞い戻る。これ以上、愛するものを奪わせぬために。
概要
シャルロッテにお仕えするエルーンの執事。初登場はシナリオイベント『お子様ランチ_de_OH_MY_リュミエ〜ル♪』。彼女からは「じいや」と呼ばれており、セワスチアンも「お嬢さま」と呼んでいる。
料理の腕前はピカ一であり、一口食べると寿命が伸びるとまで言われている「リュミエールグルメ」を作ることができる。
かつては「血風の猟犬」と言われた血気盛んな団員であったが、不注意から魔物に襲われて負傷してしまい、後から助けに来たシャルロッテの祖父に救われる。そして怪我が治るまでの間、料理番として彼の家に居候する事になった。
一見飄々としたお爺さんだが、実はリュミエール聖騎士団遊撃隊隊長という裏の顔を持っており、趣味である炊き出しは美食による無防備からの情報収集を兼ねている。
主人公にも当初はシャルロッテを連れ戻すために接触するが、彼女の信頼ぶりを見ていくうちに考えを改めている。しかしフェイトエピソードを見るからにあわよくば主人公の秘密を探ろうとするそぶりを見せており、腹に一物も二物も抱えたお人のようだ…。
(実際主人公の騎空団に新しい団員メンバーがやって来る度、密かに素行調査を行っているらしい描写が示唆されている)
容姿は銀髪を青のリボンで結び、黒と青の燕尾服に左目にモノクルを付けた執事スタイル。
だが、騎士団員らしく両脚と左腕には鎧の装備を備え、背には裏地が青の白いマント。
2020年6月には『熱闘!真夏のフードファイト!』にも登場する事が判明、新情報判明時にはYahooトレンド1位にもなった。
2023年ホワイトデーイベントでも、最後の最後で思わぬ形で登場。サプライズをしたいという子供たちと共にリュミエールグルメを作る事になった。
2024年8月末に行われるシナリオイベント『孤狼の墓標』に主役として抜擢。上記の過去が明かされると同時に付きまとう、かつて犯した「罪」と向き合う。
そしてイベントに連動する形でレジェンドフェス更新時にSSR版が実装された。
性能
バージョン | 奥義 | アビリティ | サポートアビリティ |
---|---|---|---|
SR | ヴァン・ダジュール | ア・ラ・モード/ガラントリー/ディスピションパッフェ | 老境の美徳 |
SSR | ルージュ・テンペート | ルーヴ・アボワイエ/ラピエサージュ/エペ・デ・ソリテール | 老境の折剣/料理がもたらす笑顔 |
レジェンドガチャにてSR版は「ホーリーアクス」、SSR版は「オートルフォワ・エペ」入手で仲間に加わる。
味方を支援する役割がメイン。彼の真価はサブ枠に配置する事でHPが毎ターン微量だが回復する事。このアビリティは全属性で有効なので、猫と共にHELL難易度でオートプレイ解禁に必須級と言われていた。
現在は環境のインフレでその編成はすっかりなくなってしまったが、それだけ当時は破格な待遇であったことが、騎空士たちの間では伝わっている。
闇SSR版は、SRとはガラリと変わった攻撃タイプ。1アビで「血風の闘乱」バフを自分に付与し、常時トリプルアタック+追撃+毎ターンのダメアビ即時使用可能という事で、かなりのダメージソースとなるだろう。ただし、瀕死状態になると解除されてしまうというデメリットは持つものの、「血風の闘乱」状態でないときには自身のHP回復をするサポアビもあるので、さほど気にはならないだろうか。
ハロウィン2021
2021年のハロウィンイベでは、上述のフードファイトから約1年ぶりの出番に。
即興劇を行おうと考えていたコーデリア・ガーネットのドレス姿を見て、ある反応を示す。コーデリアの方は「怒られる」と思っていたようだが……。
関連タグ
キハール:エルーンの老紳士繋がり
タナカ:雰囲気が似ている?
幻想のウタイビト:シャルロッテたちと共に登場するのだが、本シナリオに登場するとある魔物を料理すれば食べられるのでは…という事を実践しようと考えていた様子。実際、この場面ではプリッシュが魔物料理を食べており、その流れで飛び出した発言なのだが。
コーデリア・ガーネット:同じ騎士団の団員である一方で、実は後述のネタバレにも関係してくる人物と関連がある。
以下、孤狼の墓標のネタバレ注意。
CV:梅原裕一郎
『孤狼の墓標』では、若き日のセワスチアンこと「ウォルフ」が登場する。同シナリオのtipsではネタバレ防止と言う意味でもシルエットで隠されていたのだが、担当キャスト的に別キャラと考える人もいた様子。現在はウォルフの名前は捨てているようで、セワスチアンと名乗っている。むしろ、ウォルフの名前を把握しているのはごくわずかだろう。
(これらの経歴は一部のメンバーには把握されていたらしく、コーデリア・ガーネットもその一人)
学者の家系に生まれ、何一つ不自由なかった一方で、剣術の才もあったことから傭兵稼業の日々を過ごしていた。
そんな中、彼はバロールと名乗る同じ傭兵と共に戦い、良好な関係を築いていった。
の、だが……。
ある出来事をきっかけにバロールが傭兵の女性を殺害、それをきっかけにウォルフは変貌していくこととなる。
(この傭兵の女性、実はコーデリアの血縁者でもあるのだが……)
後にバロールと予想外とも言える再会を果たすことに。