プロフィール
人物
IDAスクールに通う(といってもほとんど不登校)未来の世界に残る数少ないシャーマン。
未来世界では異質ともいえる力を持っているためかプライドが高く、人からの指図を嫌う。
ときには傲慢にふるまうことも。憎まれ口が得意。
しかし自分が心許した相手には結構素直になり、
戦闘中にヒーラーに回復してもらうとすごく小さい声で感謝の言葉を言う。
ゲーム面での性能
一言で言うなら風属性魔法アタッカーである(ver1.7.2でヴェイナが追加される前までは、唯一の風属性魔法アタッカーであった)
風属性の単体全体の魔法攻撃が扱え、味方全体に地属性への耐性を上げることもできる。
☆3~4の魔法アタッカーとしてはかなり強い部類である。
また本作にはヴァリアブルチャントというバフスキルを全員が持っている。
仲間を控えから戦闘に出した際に1ターンだけ効果を発揮するスキルだが、セヴェンは「敵全体の風属性耐性をダウン」。風属性なら物理魔法関係なくダメージが通りやすくなる。
LV1で20%、LV2で25%も下がる。
弱点は耐性持ちや火属性の敵相手には不利であることである。
セヴェンは全ての魔法スキルが風属性で統一されており、
耐性持ちは言わずもがな、風属性攻撃が通りにくい火属性の相手を苦手としている。
しかしヴァリアプルチャントや全体単体ともに強力な風属性攻撃が使えるため雑魚殲滅やボス撃破に向いており、レベル上げの随伴にも重宝されている。
なお、2022年2月22日Ver 2.12.20のアップデートにて「霊長の理と枢機の天秤 wind liberator」が追加され、満を持して☆5 リベラウェンティが実装された。
☆5では風パでの性能が更に強化。固有アビリティは「ZONE展開時に風攻撃の数だけHP増加+回復」であり、アタッカー兼サポーターとしても活躍の幅が広がった。
また、固有スキル『ランページゲイル』は敵全体に風属性の魔法攻撃(特大)/パーティ内のIDAスクール・ロストラボの数に応じて威力増加(最大4倍)であり、編成による火力の上乗せが可能となっている。
該当パーソナリティの風属性メンバーはイスカ・クロード・ルイナ・シュゼット・キュリオなどがいる。
ロストラボは勿論だが、IDA箱推しのファンに嬉しい仕様となっているのではないだろうか。
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ネタバレ
(以降霊長の理と枢機の天秤 wind liberatorのネタバレです)
ある日セヴェンとアルドは街で風の精霊を助ける。
その精霊はKMS社の科学者によってプリズマから作り出された擬似シルフであった。
シルフが「兄弟」と呼ぶ擬似精霊は他にもおり、科学者によっておぞましい実験台にされていたことが明らかになっていく。
「目に見えず声の聞こえないものはないものと同じ」
精霊たちが苦しみ消えていく様を目の当たりにしても、更なる実験に進もうとする科学者。
ついにシルフは人間への憎しみにより暴走してしまう。セヴェンは、正気に戻ったものの弱り消えかけるシルフを、自身のエレメンタルを傷付けながらも、決死の覚悟で助けるのだった。
「オレがシャーマンだからだよ。助けた理由なんてそれでいいだろ」
「それじゃあボクも 勝手にオマエに手を貸すから。ボクは絶対にオマエから離れてやらないからな!覚悟しとけよ!」
こうして回復した後も、セヴェンとシルフは互いの自由を尊重した上で、共にいることを選んだのだった。
ちなみにクラスチェンジ後、戦闘になるとシルフが(本当のシルフの眷属のような姿で)常に彼の肩付近に浮いていており、とてもかわいい。
宣言通り、攻撃時にはシルフに近い大きな姿となって力を貸してくれる。
「ガキの頃は なんでオレの言うことを信じてくれないんだって 怒ることしか 出来なかったけど…
ちゃんと説明したら わかってくれる奴もいるんだよな」
「『シャーマンたるもの 仲間の声に耳を傾け 尊重すべし』今日のことで 意味を勘違いしてたって 十数年越しに知るはめになったよ」
今までのシャーマンとしての誇りや生き方を否定された経験から、他人と距離を置いていたセヴェンだが、今回の一件で心境に大きな変化が表れている。
セヴェンの紹介文に「本人は決して認めないが、自分と対等な相手や心許せる相手を求めている」とあるが、
今回のストーリーを進めた上で改めてこの紹介文を読むと、なんとも感慨深いものがある。
余談ではあるが、☆5のクラス名『リベラウェンティ』は『自由の風(風の神)』という意味である。
当該タイトル「wind liberator(風の解放者)」及びクラス名は、今回のストーリーでシャーマンとしても、人間的にも大きく成長した彼にふさわしいと言えよう。
セヴェンはその汎用性の高さから、旅の初期メンにしていたプレイヤーも多く、思い入れのあるアナデンファンも多いのではないだろうか。
今回のストーリーは、セヴェンのシャーマンとしての在り方にスポットを当てながらも、人との関わり方や、今までの葛藤、不器用な優しさなど、彼の魅力が盛り沢山の内容となっている。
ぜひストーリーを進め、成長した彼の姿をご自身で確認いただきたい。