プロフィール
人物
ゴスロリ調の服に身を包んだ女性。近未来的なファッションの多いエルジオンの中ではいっとう浮いている。
非常に自信家で言動もエキセントリック、というか完全に中二病。
自身を魔界に堕ちた精霊の転生体、闇のプリンセスと公言して憚らず、アルドを度々困惑させる(ただしキャラクエストを進めるたびアルドも慣れてきたのか適当にあしらうようになっていく)。
ただ周囲への気遣いは細かにできるようで、3番目のキャラクエでは特にその一面が強く表れている。
この手のキャラにしては珍しく(?)実際に戦う力を有しており、その実力は作中でも屈指のものである。キャラ設定にボロが出るときもあるが、少なくとも戦闘面でそういったヘマをやらかす描写は見受けられない。
実は甘党。お気に入りのスイーツ店の流通が敵のせいで滞ったと知って自ら敵を討伐しに行くレベル。同じ甘党のアナベルやユーインと組むとアナザーフォース(必殺技)が巨大なケーキで敵を圧殺するというかなりメルヘン(シュールともいう)なものへ変化する。
特に同じ☆5風属性のアザミと組んでも発動するので見る機会は多いと思われる。
性能の高さと中二病の裏に隠された真面目な性格から人気も高く、公式人気投票では第1回は4位、第2回は2位、第3回は3位と高い人気を誇る。
ゲーム面での性能
一言で言うなら雑魚殲滅において最強の物理アタッカー。
初期から習得済みの固有スキル「暗黒の槍撃」の時点で「敵全体に突属性ダメージ+毒付与」という便利な性能をしている。キャラクエをクリアすれば上位の「漆黒の槍撃」、「魔界の槍撃」へ強化される。今までは消費MPの観点から強化しない方が主流だったが、Ver1.3.5から付け替えが可能になったので上位スキルの出番も増えるかもしれない。
また風属性の物理攻撃も得意とし、特に星5で習得できる「ドラゴンアサルト」は敵全体に風属性の特大ダメージを2回行うというブッ壊れクラスの性能。
ボス戦などの単体相手にも有効なダメージソースとなるので非常に役に立つキャラとなっている。
しかも「ソウルシュート」でHPを吸収して自力で回復までできる。やりすぎでは?
また本作ではヴァリアブルチャントというバフスキルを全員が持っている。
仲間を控えから戦闘に出した際に1ターンだけ効果を発揮するスキルだが、シュゼットは「味方全体に腕力&知性上昇付与」。つまり味方全体の火力が物理魔法問わずアップする
倍率はLv1で10%上昇。Lv3(最高)で30%上昇とMP消費無しにしては破格の効果となっている。
弱点は使用頻度ゆえのガス欠のしやすさ。アナデンは物理職のMP上限が露骨に低い。シュゼットはマシな部類だがそれでもスキルを連発するとあっという間にスッカラカンになる。
またガチャからは星4と星5のどちらかが排出されるが、ドラゴンアサルトは星5しか覚えないため、星4で出た場合はすさまじい量の進化素材を要求される(本作の進化回りのシステムはかなりシビア)。
似た様な雑魚殲滅型のキャラ・ユーインが追加されたが、あちらは得意属性が打属性と火属性なので棲み分けは出来ている。
手軽に無双できる分、プレイヤーの采配が肝となるキャラと言える。
そんな彼女だがver1.5.0にてアナザースタイルという新システム実装対象の栄えある第1号となった。
アナザースタイルの彼女は今までのゴスロリから一転、和服での登場となり、能力も今までの広範囲殲滅型から火力一点集中型へとスタイルチェンジを果たす。戦闘ボイスも完全新規収録である。
主な戦法として「風雅の舞」(単体特大二連)で攻撃しつつ桜魔妖力を蓄積(最大3つまで)し、「桜花絢爛」で単体特大攻撃を「1+桜魔妖力」回行う。
アナザーエデンの複数回攻撃は一回でも三回でも総合威力は同じであり、「特大単発」と「特大三連」の総合威力は変化しないのだが、「桜花絢爛」は「特大単発」を「複数回」行うのである。つまり、3積み桜花絢爛は特大威力の攻撃を4回行うのである。
結果、風属性はおろか、全キャラでもぶっ飛んだ火力を誇るキャラに仕上がってしまい、アナデン一のぶっ壊れキャラ筆頭とされている。
攻撃に特化した故に耐久が落ちたが腕輪装備やバッジでカバーできる範囲であり、全体攻撃もできるのでぶっちゃけ欠点らしい欠点がない。強いて言うなら風オンリーとアナザースタイルのスキルの攻撃モーションが長い(アナザーフォース中順番が前後することがある)ことくらいだが別になんだという程である。
ちなみに和服になったのは趣味活動が暴走したから。キャラクエストでもコメディ色全開のシュゼット節を拝見できる。
アナザースタイルの陰に薄れがちであったノーマルスタイルであったが、「顕現 武器との巡り合い」の新システムで専用武器「堕天せし暗黒魔姫の涙」を入手し、最後まで強化することでアナザースタイルに匹敵またはそれ以上の超火力持ちのキャラに変貌することとなった。
まず固有スキル「魔界の槍撃」は「敵全体に突属性ダメージ+毒付与」から「敵全体に突属性ダメージ+猛毒・ペイン付与(耐性無視)」に強化。更に「ドラゴンアサルト」については対象が猛毒・ペイン状態のいずれかに該当するときは与ダメージが2倍に、両方だと4倍に増加する効果が追加され、お手軽に超火力を自前かつ必中で準備可能と至れり尽くせりな性能となった。そのためアナザーフォースを駆使する場面では最初の一発目かアナザーフォース発動の直前に「魔界の槍撃」を見舞うことで容易に超火力を敵全体に見舞うという敵から見たらチート極まりない性能となってしまった。
強いて弱点を挙げるとすれば猛毒・ペイン状態がランダムで解除されやすく、その都度準備をし直す必要があることか。
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神崎蘭子:ファッションセンスといい、言動といい、かなり似通った存在。カップやきそば現象
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ネタバレ
放棄された研究施設「ゼノ・ドメイン」にて発生する彼女の最後のキャラクエストで、
彼女が人工的に強大な力を持つように造られたデザイン・ベビーであることが判明する。
幼い彼女は力を暴走させ、ゼノ・ドメインを閉鎖(あるいはその原因の一端として)に追い込んだ。現在の芝居がかった人格は彼女が精神を保つために生み出したもので本来の戦闘用に設定された人格は淡々として機械的なものだった。
全ての真相が明らかになると自身を研究データとしてかつての研究チームのもとへ「持ち帰ろうとする」シュゼットと戦闘になる。ただしゲーム上プレイヤーが相手するのは警備用のドローン。
ドローンを撃破するとシュゼットがその力を振るうが、その真の実力はアルドを一蹴するほど凄まじいものだった。それでもなお立ち上がるアルドにシュゼットは機械的にトドメを刺そうとする。
が、アルドの呼びかけと封じ込められたはずの彼女の「中二病な人格」がこれを阻止し、シュゼットは気を失う。
全てが終わった後は、アルドは真実を隠すことを選び、シュゼットは彼の意を汲み何も覚えてないフリをし、いつもの調子に戻った。