「お前らの罠に引っかからなかったおかげでな」
「それを言うならごめんなサイ、だろ?」
プロフィール
活躍(ネタバレ注意)
本作に登場する動物の中でもぶっちぎりの巨体を誇り、体重は驚異の10トンである。(実在するアフリカゾウでもごくまれにこのサイズの巨漢が確認されることがある)
初登場は1巻にて、レオンが師匠から説教を受けるところへ道を空けるよう指図する。その威圧感は尋常ではなく、師匠すらも冷や汗をかいていた。だがレオンを見ると和ましい表情を見せ
「おっきくなったなぁ…」
と笑みを見せていた。
その後、1回戦第5試合にて本格的に姿を見せ、同じく巨体であるシロサイのパットンの角を長い鼻でつかみ瞬殺。(明確な言及はないが実際にはギブアップであると思われる)その驚くべき展開の速さには会場の誰もが驚いていた。(クズリ老師はこれを想定出来ていたようだったが)
余談
- この展開の速さについて、既視感を覚えた人も多いかもしれない。ちなみにだが、アフリカのナミブ砂漠で撮影された映像(下記)ではマジでアフリカゾウがシロサイを秒殺している姿が確認できるため真偽は不明。
- その野太い声と厳つさから覗かせるたまに見せるお茶らけたような態度を見るとあのキャラクター(特に実写版を見ると納得かも)を連想させるファンが多く、声優予想でも中の人の名前が挙がることが多いという。
この後、重要なネタバレを含みます。
その後3巻のラストにて2回戦第3試合にて作中屈指の高身長であるブルジュ・サバンナと対峙することになる。試合が始まる直前で3巻は終幕となったのち、4巻で運命のゴング。
最中、ブルジュから「肉食獣の絶滅が野望である」と暴露されるもそれはでたらめであると主張。そしてブルジュのキックを気絶したふりをして躱すなどほとんどノーダメで完膚なきまでに叩き潰し、植物にも命はあるなどとブルジュの憎しみを消させたうえで情けをかけながら止めを刺す。準決勝進出を果たした…が、4巻ラストにて衝撃の事実を打ち明ける。
なんとレオンの父を殺害したのは自身であるというのだ。
果たして物語の最終局面でどう伏線が回収されるか。
注目である。
関連タグ
マタ・ハリ(魔女大戦) 先述のとおりタイマンバトル漫画にて対戦相手を瞬殺し、裏の主人公のような雰囲気を醸し出しているという共通点が挙げられる。