概要
「タムタム(TOMーTOM)」は、円筒状の胴に、両面、もしくは上面に皮(ヘッド)を張った太鼓の一種。音程はスネアより低く、バスドラムより高い範囲で、ドラムセットでは複数使われるのが一般的である。スネアと違い、スナッピー(響き線)がない。
略して単に「タム」とも呼ばれる。クラシック畑では銅鑼の一種のタムタム(TAM-TAM)と区別するため「トムトム」と呼ぶ場合がある。
またドラムセットにおいては、脚をつけた床置き式のものを「フロアタム」と呼んで区別する。
世界中に同様の打楽器が存在するため、どれが直接のルーツであるかは特定できないが、タムタムという名前はスリランカの言葉である。