概要
1959年1月14日、南極の昭和基地付近に置き去りにされた樺太犬の兄弟タロとジロが南極観測隊三次越冬隊に発見されたことを記念する日。
タロとジロを含む15頭の樺太犬は、前年の1958年の観測隊が天候の悪化により越冬を断念して撤退する際、鎖に繋がれたまま置き去りにされてしまっていた。他の13頭は行方不明または鎖に繋がれたまま死亡した状態で発見された。
この時の経緯は『南極物語』として映画化され、タロとジロの勇気と、生きることへの希望、愛することの大切さを忘れない日として、記念日が制定され、「愛と希望と勇気の日」とも呼ばれている。