概要
北米〜中米の大西洋側に棲む魚類。
レプトセファルス期を経て成長する原始的に魚であり、あまりメジャーではないが古代魚の1つに数えられる。
汽水〜海水域で生活することが多いが、淡水に侵入することがあり、若いうちは淡水で生活することも多い。
野生下では1.5メートル以上に成長する大型魚であり、見た目からもわかるが肉食。上を泳ぐ獲物を吸い込む形で捕食する。
理由は不明だが顔などに腫瘍の出来やすい種類で、水族館などで見られる個体は腫瘍があることが多い。
強い引きから釣魚としても人気で、シルバーキングとして親しまれている。
現地ではよく見られる魚なのだが、肉が臭く、小骨も多いため食用目的での漁獲はされていない。
日本では熱帯魚として流通している。
飼育例がそう多くないため、飼育下でどれほど大きくなるかは知られていないが、飼育下でも70センチを超えることは明らかなので飼育の際は大きな水槽を用意したい。
順応性が高く、飼育下では純淡水での飼育例も多い。