ダイバダッタ(手塚ブッダ)
3
だいばだった
手塚治虫氏の漫画『ブッダ』に登場するブッダの弟子の一人。
『強いものは よわいものを 食いつくし そのために戦う、 それが真理じゃないですかねェ』
『愛してますブッダ…この世でいちばん愛してるのはあなたです。』
容姿端麗で博識な男。マキャベリズムな一面がある。
元カピラヴァストゥ国王バンダカの息子だが、生まれながらに父を失っており、幼少期に友人を殺害したために一人国を追放される。
青年期はマガダ国王の家来としてアジャセ王子に仕える。
ブッダに出会い出家した後はマガダ国王の家来として仕事を続ける一方、教団の組織づくりに努める。
しかし、教団が大きくなると後継者は自分しかいないと実力を自負するようになる。
ブッダに自分を後継者にするようせがむが、断られ次第に彼を憎むようになる。
その後アジャセ王子に取り入り、教団を分裂させようとしたりブッダ殺害を企てたりするも全て失敗に終わる。
最後は自らの爪に浸した毒でブッダを殺害しようとするが、失敗し負った傷から入った毒によって苦しみながら絶命する。
絶命の間際、ブッダに向かって本心を打ち明ける。
「私ァ………あんたになりたくてなれかった……だ、だから…あ…ん…た…が…に…にく…かった…」
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