ダンカン(汽車のえほん)
だんかん
「へーん!何も起きねぇじゃねぇか。バカなディーゼルめ、どんなもんだい!」
「あー、恰好わりぃなぁ。おいらがバカだって皆にバレちまうよ…」
『汽車のえほん』及び『きかんしゃトーマス』に登場する蒸気機関車のキャラクターである。
タグとしては、ダンカン(きかんしゃトーマス)が既に使われているが、本来は汽車のえほんが原作のためこちらの記事に解説を掲載する。
『汽車のえほん』と『きかんしゃトーマス』では設定が異なるため、媒体別に解説を行う。
性格
工場育ち故かとにかく乱暴者。役に立つと自称しているが、ピーター・サム曰く「下品で態度がでかい」とのこと。
度々トラブルを起こしては、四方八方にケチをつけるためスカーロイたちからもあまり快く思われていない。
その一方で、自分がバカであることを自覚していたり、ラスティーに暴言を吐いておきながらも彼に助けられたときは素直に謝罪するなど、根っから腐っているわけではない。
特徴
ボイラーがとても細いため、顔が小さい。半面、車高は高く、トンネルに引っかかってしまうほど。
ホイールベース(軸距)が短いため、走る際に激しく揺れることがあり、その特徴をロックンロールと呼ばれている。
経歴
1928年、アンドリューバークレイソンズアンド社によって製造された。その後はスコットランドにある工場にて働いていた。
1958年、サー・ハンデルとピーター・サムを補助するためにオーナーのハンデル・ブラウン卿2世が購入。
来島して早々、トンネルに引っかかって立ち往生したり、整備が不十分な線路の上で脱線してしまうなどトラブルを立て続けに起こす。
また車体を磨いてもらえなかったうえに一日中働かされた為、わざと高架橋で列車を止めたこともあったが、スカーロイからレニアスの昔話を聞き、考えを改めることとなった。
後に泥だらけの線路を直すボランティアをする予定だったボーイスカウト達が脱水症状の危機に陥って救援を求めた際、飲み物こそなかったものの湖のそばにある駅の別のティーショップを提案したことでボーイスカウト達を助けることに成功した。