概要
スカーロイは『汽車のえほん』とそれをベースとした映像作品の『きかんしゃトーマス』に登場する蒸気機関車のキャラクターである。
汽車のえほんの旧日本語訳では、スカーローイと書かれていたが、きかんしゃトーマスの日本語訳以降は、汽車のえほんの新日本語訳を含め、スカーロイと表記されている。
タグとしては、スカーロイが既に使われているが、本来は汽車のえほんが原作のためこちらの記事に解説を掲載する。
『汽車のえほん』と『きかんしゃトーマス』では設定が異なるため、媒体別に解説を行う。
汽車のえほんにおいてのスカーロイ
データ
所属鉄道 | スカーロイ鉄道 |
---|---|
製造年 | 1864年 |
来島年 | 1865年5月 |
性別 | 男性 |
ベースカラー | 赤色 |
番号 | 1 |
モデル | タリスリン鉄道タリスリン |
初登場 | 第10巻4だいの小さな機関車 |
概要
1864年に生まれ、1865年5月に来島したとされる。
生まれはフレッチャー・ジェニングス社でタリスリン鉄道のタリスリンと双子である。
当初は屋根無しの車輪が2軸の動輪のみでやって来たが、飛んだり跳ねたりする挙動をするため、1867年にフレッチャー・ジェニングス社で従輪1軸と屋根がある機関室を取り付ける改造を行いました(その時タリスリンと再会している)。この改造のお陰で走行性が良くなり、レ二アスより活躍しました。
1897年にフレッチャー・ジェニングス社で再び大規模修繕を行いますが、それ以降通常の検査を除き大規模修繕を行わなかった結果、1945年までにボイラーと火室が悪くなり、緊急時以外は動かされなくなってしまいます。
1952年、サー・ハンデルとピーター・サムが列車を引けなくなった際の代走を務めましたが、その際スプリングを壊してしまい、ギボンズ・ブラザーズ社で大規模修理を行うことになります。
ギボンズ・ブラザーズ社ではスカーロイと同じ故障個所を修理をするためにタリスリンも来ていて、約60年ぶりに再会しました。
1958年、修理から戻ってきましたが、昔から問題だった蒸気上がりの悪さを改善するためにアイボ・ヒューによって火室にレンガアーチを設置したり、ブラストパイプにキルキャップを装着することで改善しました。
1985年、クロバンズ・ゲートで修理が行われ、5月に修理が終わりました。
性格・特徴
性格は、温厚で一生懸命である。
しかし、若い頃は生意気で短気であり、貨車を引く事が嫌いだった。
運用
スカーロイ鉄道の旅客・貨物を担当している。
イレギュラーな例としては、以下が挙げられる。
きかんしゃトーマスにおいてのスカーロイ
データ
概要
きかんしゃトーマスにおいても登場キャラクターの1台として登場している。
性格は、原作と同じ、温厚で一生懸命となっている。
汽車のえほんとの違い
きかんしゃトーマスにおいての変更点は以下の通りとなっている。
- 若い頃のエピソードが無いため、当時の性格に触れたり、昔の姿が出されたりしていない。
- 一部エピソードでは性格が子供っぽく書かれているものがある。
2次創作について
海外では、trainzを使った動画が多く制作されている。
それに使われるモデルは、きかんしゃトーマスベースのモデルやタリスリン鉄道のタリスリンベースの姿をしたモデルなどがあったりする。
関連タグ
スカーロイ鉄道での同僚
ガートルード ミリセント ミッド・ソドー鉄道に以前所属していた客車 サルーン客車
スカーロイ鉄道周辺の乗り物