概要
レニアスは『汽車のえほん』とそれをベースとした映像作品の『きかんしゃトーマス』に登場する蒸気機関車のキャラクターである。
汽車のえほんの旧日本語訳では、リーニアスと書かれていたが、きかんしゃトーマスの日本語訳以降は、汽車のえほんの新日本語訳を含め、レニアスと表記されている。
タグとしては、レニアスが既に使われているが、本来は汽車のえほんが原作のためこちらの記事に解説を掲載する。
『汽車のえほん』と『きかんしゃトーマス』では設定が異なるため、媒体別に解説を行う。
汽車のえほんにおいてのレニアス
データ
所属鉄道 | スカーロイ鉄道 |
---|---|
製造年 | 1865年 |
来島年 | 1865年 |
性別 | 男性 |
ベースカラー | 赤色 |
番号 | 2 |
モデル | タリスリン鉄道ドルゴッホ |
初登場 | 第10巻4だいの小さな機関車 |
概要
1865年に生まれ、同年に来島したとされる。
生まれはフレッチャー・ジェニングス社でタリスリン鉄道のドルゴッホと双子である。
当初は屋根無しであった。飛んだり跳ねたりする挙動をするスカーロイの経験を生かしてか固定軸距が長くなっており安定性が良かったが、その分曲線に弱かった。
フレッチャー・ジェニングス社で改造や大規模修繕したスカーロイと異なり、レニアスはクロバンズ・ゲートで機関室の屋根取り付け(時期不明)や大規模修繕(1937年と1943年)を行いました。
1945年までにスカーロイの調子が悪くなったため、レニアス1台で路線の運用をすべて行い、経営の厳しいスカーロイ鉄道を支え続けました。
1952年、サー・ハンデルとピーター・サムが所属すると大規模修理に出されます。その際、双子のドルゴッホと再会します。
2台の修理は順調ではありませんでした。というのも2台の所属する鉄道はどちらとも資金不足だったため修理がすぐ終わらなかったのです。
しかし、1961年に大規模修繕が完了し、約10年ぶりにスカーロイ鉄道に帰ってきました。
2002年、クロバンズ・ゲートで大規模修繕を受けました。
性格・特徴
性格は、勇敢で几帳面である。
しかし、若い頃は慎重で真面目だった。
運用
スカーロイ鉄道の旅客・貨物を担当している。
きかんしゃトーマスにおいてのレニアス
データ
概要
きかんしゃトーマスにおいても登場キャラクターの1台として登場している。
性格は、原作と同じ、温厚で一生懸命となっている。
汽車のえほんとの違い
きかんしゃトーマスにおいての変更点は以下の通りとなっている。
- 若い頃のエピソードが無いため、当時の性格に触れたり、昔の姿が出されたりしていない。
- 一部エピソードでは性格が子供っぽく書かれているものがある。
- 塗装が原作では赤色であるが、こちらでは朱色に変更された。
名前について
日本語に訳される際、レニアスまたはリーニアスとされるが、人形劇の英語版を聞いた限りではリネィアスが一番近いと思われる。これはそもそもRheneasがEnglishではなくWelshであるため、Englishの発音に当てはめることそのものが間違っているためである。
2次創作について
海外では、trainzを使った動画が多く制作されている。
それに使われるモデルは、きかんしゃトーマスベースのモデルやタリスリン鉄道のドルゴッホベースの姿をしたモデルなどがあったりする。
関連タグ
スカーロイ鉄道での同僚
ガートルード ミリセント ミッド・ソドー鉄道に以前所属していた客車 サルーン客車
スカーロイ鉄道周辺の乗り物