「そんなことをしたら、公爵にもうしわけない」
「おっほん!失敬だが、君たちは野蛮人かね?」
概要
デュークは『汽車のえほん』及び『きかんしゃトーマス』に登場するキャラクターである。
タグとしては、デューク(きかんしゃトーマス)が既に使われているが、本来は汽車のえほんが原作のためこちらの記事に解説を掲載する。
『汽車のえほん』と『きかんしゃトーマス』では設定が異なるため、媒体別に解説を行う。
汽車のえほん
データ
概要
かつてミッド・ソドー鉄道の1号機関車として働いていた。後述の経緯を経てスカーロイ鉄道の8号機関車となった。
特徴
ミッド・ソドー鉄道及びスカーロイ鉄道唯一のデンダー式機関車。(ただし、サドルタンクが付いており、そこに給水する構造となっている。その為炭水車には石炭しか積んでいない。)
ミッド・ソドー鉄道の機関車共通の仕様として、バッファーがなく、連結時に使用される『リンク』という部品が取り付けられている。
デュークという名前はソドー島在住の貴族、『ロバート・チャールズ・ノランビー公爵』に因んたもので、デュークも彼を慕っていた。
性格
礼儀正しく上品。後輩にあたるファルコンやスチュアートたちにも、お行儀良くするよう常に言い聞かせているが、彼らからは半ば鬱陶しがられており、『おじいちゃんポッポ』と揶揄されている。規律に厳しいとはいえせっかちではなく、基本的にゆっくり走る。
経歴
1879年に製造、1880年に来島したとされる。
ミッド・ソドー鉄道開通当初から所属している最古参であり、ピクニック号と名称された旅客列車を担当し、観光客の人気者であった。
1947年、ミッド・ソドー鉄道は廃止となりデュークも売却対象となったが、車齢が高い故か、買取先が見つからず、油を指して機関庫に入れられ、長い眠りにつくこととなった。デュークは公爵なら自分を救ってくれると信じていたものの、公爵は第二次世界大戦中に戦死し、跡を継いだ5代目公爵は当時子供だったため、デュークを認知していなかった。
1969年、(おそらく、一緒に回収されたボギー客車共々)成人した5代目公爵とファーガス・ダンカン(ちんまり重役)、ウィルバート・オードリー(ほっそり牧師)、テディ・ボストン(太っちょ牧師)によって発見され、チャールズ・トップハム・ハット卿(2代目トップハム・ハット卿)、ハンデル・ブラウン卿2世(スカーロイ鉄道のオーナー)、公爵が費用を分担して修理されスカーロイ鉄道に所属することになった。そしてサー・ハンデルとピーター・サムと約20年ぶりに再会することとなった。
きかんしゃトーマス
データ
所属鉄道 | ミッド・ソドー鉄道→スカーロイ鉄道 |
---|---|
製造年 | 1879年 |
来島年 | 1880年 |
性別 | 男性 |
ベースカラー | 茶色 |
番号 | なし |
日本版声優 | 佐藤正治 |
モデル | プリンス(フェスティニオグ鉄道) |
初登場 | ガミガミじいさん |
概要
原作と同じく、元ミッド・ソドー鉄道の1号機関車であるが、車体番号と炭水車に描かれた紋章がなくなっている。
変遷
第4シーズンから登場。こちらでは『ガミガミじいさん』と呼ばれていたが、それ以降は登場しなかった。
第5シーズンに、デュークの車体を流用した『バートラム』というオリジナルキャラクターが登場した。
2次創作について
海外では、trainzを使った動画が多く制作されている。
それに使われるモデルは、きかんしゃトーマスベースのモデルやプリンス(フェスティニオグ鉄道)ベースの姿をしたモデルなどがあったりする。
関連タグ
汽車のえほん きかんしゃトーマス ミッド・ソドー鉄道 スカーロイ鉄道
仲間たち