君をかなしませるもの… 傷つけるもの…
ぜんぶ… ぜんぶチェシャが…!
概要
プロフィール
年齢 | 不明 |
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身長 | 173cm |
CV | 山口勝平 |
現実世界でもアヴィスでもない、アリスの記憶で作られた空間に住むチェイン。一人称は「チェシャ」。
血染めの黒うさぎと同じく特別なチェインで、確立した人格を持ち、人の姿をしている。彼の役目は「アリスが自ら記憶を捨てる原因となった記憶」を護り続けることであるため、契約者を必要としない。
黒髪に紅い隻眼、猫の耳と尻尾、鋭い爪のついた大きな黒い手が特徴で、普段は少年の姿をしている。人の姿をとるようになったのは、アヴィスの意志を護るためだと推測される。
アヴィスの意志の狂信者である彼は、ビーラビットを「アヴィスの意志の敵」と見なし、排除しようと自分の住処に攫う。その際ザークシーズ=ブレイクとの戦闘を余儀なくされ、人の姿を捨ててまで戦い続けたが、空間の崩壊とともに沈んでいった。
チェシャが身に付けていた鈴は空間の核で、鈴そのものが「アリスの記憶」である。ブレイクはその鈴を現実世界に持ち帰るが、ヴィンセント=ナイトレイの策略により、のちにイカレ帽子屋の力で破壊してしまう。
100年前、チェシャはただの黒猫で、幽閉されていたアリスの親友だった。
幼いヴィンセントに両目を奪われた彼は、サブリエの悲劇を経てチェインとなり、アヴィスの意志からケビン=レグナードの左目を与えられている。
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ネタバレ
※以下、最終話付近のネタバレを含みます
長らくブレイクとの戦いで消滅したと思われていたが、空間の狭間で傷を癒しつつ、オズ達の動向をうかがっていたことが判明。
過去を改竄して、アヴィスの意志が存在しない未来を作ろうとするグレン(オズワルド)の前に立ちはだかる。同時に、以前は敵対していた黒アリスを「おまえが消えたらアヴィスの意志が悲しむ」と護ろうとした。
そして最後は、自らの消滅を望んだアヴィスの意志の元に現れ、腕に抱かれて共に消えていった。