概要
「チェルシーさんは7の魔神をブッ殺さねばならない。」とは、同人サークルPlatine Dispositif製作のPCゲーム。略称・通称は「チェルのブ」。
2006年にコミックマーケットで頒布され、のちの2013年よりSteamから『Bunny Must Die! Chelsea and 7 Devils』という名前で英・仏・独語対応のPC版(日本語にも切替可)が配信された。
PC版は委託販売もしているようなので、同人ゲーム取り扱いのある店に在庫がある可能性もあったりなかったりする。また、同氏製作の別作品も収録した『紫雨空想遊戯大全 乙型』も頒布されている。現在欲しいというのであればSteamの販売ページから購入するのが確実である。
2006年に配信されたPS4 PS VITA版は一部の挙動やステージ構成にアレンジが加えられておりBGMもアレンジ版が用意されている。
また、ps4版ではAmazonでパッケージ版も発売されている。
内容
『メトロイド』『悪魔城ドラキュラ』に代表される、ダンジョンを縦横無尽に駆け巡る探索型横スクロールアクションゲームである。メトロヴァニア系である。原典よろしく、このゲームもかなり難しい死にゲーである。死んだ回数も記録されるので死にまくるとトラウマになってしまうので注意。
ストーリー
1999X年、猫暖房発電所が爆発した!
その時たまたま近所にいたバニーさんが、猫の呪いにより猫耳が生えてしまった。
呪いを解くべく、バニーさんは太った神の使いに導かれて魔神の洞窟にたどり着くが、
突如暴れ牛が現れ、太った神の使いは暴れ牛に24回突かれて死んでしまった!
暴れ牛は去ったものの、バニーさんは出口もわからないまま洞窟に取り残されてしまった…
キャラクター
登場人物
バニーさん - 。呪われて兎だか猫だかわからない姿にされてしまった兎。よく勘違いされるが、チェルシーさんじゃない。
太った神の使い - 猫耳が生えてしまったバニーさんを、魔神の洞窟へと導いた親切な太ったおっさん。突然あらわれた暴れ牛に24回突つかれ死んでしまった。
7体の魔神 - ぶっ殺されるために存在している、個性豊かな面々。こいつら以外の中ボスも存在する。
チェルシーさん - タイトルに名前があるのに、後になってから出てくる人。
実況動画はほとんどがPC版のもの。ぬこ(実写)のインパクトあるサムネがよく使われる。
戦闘
特徴的なのは 『時を操る』 という能力を駆使して進むということ。バニーさんはゲームが進むにつれて、時間を停める、時間を巻き戻す、時間の流れを遅くするなどの能力を身につけたりしていき、これを使って難所を切り抜けたり、時間差ギミックを解いたりして行けたりできる優れ物。しかしボス戦では無効化にされたりするので、あまり意味はない。
また、敵や敵の攻撃は一部を除いて垂直ジャンプの踏みつけで潰せる。踏み台にもできるので、うまく使って無理矢理進んでやることも可能。さらに、攻撃が当たる前に左右に入力することで受け流し「パリィ」ができる。ダメージ床(トゲトゲ(針)エリアなど)を無効化にすることもできる。
略称からして何となく察すると思うが、そこかしこにデータイーストネタがちりばめられているのも特徴的。あらすじからしてチェルノブでカルノフだし、バニーさんの勝利ポーズはトリオ・ザ・パンチのサントス(ちゃんと左右に振れるぞ!)、「Let's Go Go Go!!」とか「呪ってやる」とかの台詞もあったりでやりたい放題。「ざんねん わたしのぼうけんは ここで おわってしまった!」はケムコだけど気にしてはいけない。
関連タグ
同人ゲーム インディーゲーム PlatineDispositif チェルノブ