スペック
番号 | HRZ-10 |
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所属 | ヘリック共和国 |
分類 | アロサウルス型 |
全長 | 16.6m |
全高 | 7.5m |
全幅 | 4.0m |
重量 | 32t |
最高速度 | 210.0km/h |
乗員 | 1名 |
武装 |
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概要
ヘリック共和国がドスゴドスを強化改造を施して開発したアロサウルス型ゾイド。
ガイロス帝国が奪取したキングゴジュラスのオーバーテクノロジーによって作り出したヴァルガやクリムゾンホーンなどの新型ゾイドに対抗する為にドスゴドスの装備を全面的に見直して生み出された。
ドスゴドスよりも白兵戦や格闘戦を意識した強化が為されており、頭部のキャノピーは反荷電粒子材質による装甲型に換装され、背部には対ゾイド30mmハイパービーム砲と広域レーザーサーチャーの代わりにマッドサンダーに搭載されていた超高速回転ドリル「マグネーザー」の小型版である「アサルトマグネーザー」を2基装備している。
加えてボディには同時期のバリゲーターに試験的に使用されていた新型ジェネレーター「スラスターシステム」を導入して機体全体の出力も向上させている。
初陣では鹵獲したヴァルガがトラップシステムで暴走した際にそれを撃破してみせるという想定通りの結果を見せたが、その後は実戦での具体的な活躍が描かれる事は無かった。
しかも大異変発生から吹き荒れていた磁気嵐が帝国軍との戦いが本格的となったZAC2099年頃には鎮静化してしまい、それで外部から取り込んでいた補助エネルギー源が喪失してしまったためドスゴドスともども起動不可能になり、そのまま退役したものと思われる。
ティガはインドネシア語で「3」という意味を持ち、本機がゴドスの流れを汲む「3番目の機体」である事を意味している。