概要
CV:千葉繁
盗みを生業とする悪魔。「時の城」に忍びこみ聖ボックスを盗もうとしたが、なりゆきからピア・マルコたちと共に次界を救うための冒険に旅立つ。
悪魔帝国を築くという夢のためにひたすら「お宝」を狙う。
ずる賢く皮肉屋。かつ、自らの利益にならないことに関しては投げやりであり、仲間も平気で見捨て、敵に売るような性格である。
祖父の昔話の影響から天使に嫌悪感を抱き、ブラックゼウスに憧れていて彼のような大悪魔を目指しており、それ故か
一時はマルコたちと離れてブラックゼウスの元に走ってしまう。
しかし、性根は悪に憧れる少年であり根っからの悪人ではなく、パールディメンションでは聖ピカギリの手により大怪我を負って倒れていたやって弥勒を救護し、アントロイメの誤解を解くきっかけを作ったり、スーパーデビルの口車にのりマルコ達を裏切った際には「命までは取らない」との約束が口約束だった事を知ると己の身を省みずマルコ達を助けるなど漢気あふれる好漢である。
一度裏切っているからと仲間の元には戻らなかったが、自身がブラックゼウスにいいように利用されているだけだと知ると憧れであったブラックゼウスを逆に裏切りマルコたちの元に戻った。
恋をした女性に対しては非常に純情かつ真摯な性格であり、旅の途中で立ち寄ったルビコンエリアの姫・パソンに恋をした時は危険を顧みず単身でパソンを守り抜こうとした。パソンにはニューロビンという想い人がいた為この恋は実らなかったが、それにめげずに横恋慕を行うおデジんからパソンを守り、泣き崩れるおデジんを励まし立ち直させ、想い人に対してはっきりしないのりのんに喝を入れるなど、普段のノリが嘘のように真面目になる。
ルビコンエリアでの彼の態度をみていたベイギャルズのボルカンヌとはこの一件で距離が近づき、次第に彼女に恋をするようになる。
彼女の危機にはたとえ相手がブラックゼウスであっても立ち向かい、最終話の聖コアポイント争奪戦では絶対的な窮地に絶望した彼女を鼓舞し、満身創痍の状態であるにもかかわらずブラックゼウスのドラホーンからボルカンヌの盾になる漢気を見せた。
能力
釣り針のような武器「ペロポネ剣(ソード)」を片手に戦うも、必殺技などは持ち合わせていない為、戦闘面ではマルコやオズの影に隠れがちである。
しかしペロポネ剣の投擲で仲間を助けたり、敵の武器を弾き飛ばし戦闘能力を削ぐなど随所でサポート能力が光る。
また彼の牙は伸縮自在でありナイフのように使う事もできる。
