概要
ディオ青とは、『バディ・コンプレックス』に登場するキャラクターである隼鷹・ディオ・ウェインバーグと渡瀬青葉のカップリングの作品に付けられるタグである。
隼鷹・ディオ・ウェインバーグは、自由条約連合軍に所属する軍人で、ヴァリアンサー「ブラディオン」のパイロット。クールな性格の持ち主だが、一方で仲間思いな一面も見られる。パイロットとしての実力もエース級であり、判断能力にも優れる。
渡瀬青葉は、誠應高校に通っていたが、突然謎の機体の襲撃を受けたことをきっかけに、西暦2014年から西暦2088年の未来へと飛ばされる。そこで、隼鷹・ディオ・ウェインバーグとカップリングシステムの適合率が高かった事から、なし崩し的にルクシオンのパイロットとして戦うことになる。
あらすじ
都内の高校に通う渡瀬青葉は、何気ない日常を送っていた。
夏休み明けの始業式の日、いつものように学校へと向かった青葉は、ある出来事に巻き込まれ人型戦闘機ヴァリアンサーに乗る事になる。事態を呑み込めぬまま敵の猛攻にさらされる青葉。そんな中、クールでストイックな自由条約連合軍少尉、隼鷹・ディオ・ウェインバーグに「俺とカップリングしろ」と促され……!?
二人の出会いは、やがて世界の運命を大きく変えていく―──
(バディ・コンプレックス公式コミックス裏参照)
多少のネタバレを含むのでご注意ください
第一話から「ディオが待ってる」とヒロインのヒナに言われた渡瀬青葉だが当初、隼鷹・ディオ・ウェインバーグは待っているどころか、素人である青葉がルクシオンに乗っていることを快く思っていなかった。また青葉への信頼も低く、感情面でカップリングを阻害することもあった。
一見すると対照的な性格、軍人であるディオと民間人である青葉の考えかたの違いからも対立した。
だが徐々にディオは青葉を認めるようになり、変化していく事になる。また青葉もディオの態度の裏にある不器用な性格や、シスコンぶりを知り、心象を変えていく。
互いを認め、信じ、絆を深めていく心理描写はアニメだけでなく、コミカライズ展開されている漫画の方でも描かれている。
ある事をきっかけにディオの態度が軟化をし始め、簡単に言うとデレた。
非常に前向きかつ広い懐を持ち、お人良しでお節介でもある青葉に対し、デレた後のディオは「人の心の中にまでお構いなしに入る込んでくるような」と、すっかり自分の心の中に居ると、語るに落ちるほどになっている。
青葉も信頼出来る人物としてディオの名前を挙げるなど、ディオに対して信頼し、深い絆を結んでいる。
青葉はカップリングシステムの基準波形と波形が完全に同一なため、誰が相手でも高いカップリング指数を誇り、カップリング可能だが、青葉とカップリングした相手は徐々に波形が歪んでいき、青葉としかカップリングできなくなってしまうというリスクがある。
その為、今後誰と誰が組むか、バディを選んでおくべきだと迫られた際も、ディオは青葉を、青葉はディオを、とお互いを指名している。
誰とでもカップリング可能な青葉は、視聴者からビッチと言われたりもするが特にそんな事はない。
また、ディオは青葉の危機にはカップリングシステムを使わずとも、普段以上の非常に高い能力を発揮することがある。行方不明になった青葉を発見した際は、愛で見つけ出したと言われた。
ディオの青葉に関する特異能力は他にも見られ、敵側の人物であるヒナとある出来事で会ったことを言っていなかった青葉に対し、「機械は騙せても、俺を騙せると思うなよ」機械以上の感知能力で見抜いた。そして「お前、会ったんだな?あの島で、ヒナとかいう女に」と、浮気を疑って咎める彼氏のうような台詞で詰問した。
後にスカイナイトとファイアブランドに乗り込んだ時は、事故で青葉の記憶を見たディオは、さらにデレを加速させ、誰よりも青葉の理解者になっている。
基本的に矜持も高いディオはたびたび亭主関白を見せる。「俺についてこい!遅れるな!」
ディオに対し青葉は自分がいなくなると淋しがる、と評している。それに対しディオは否定はせず、鈍いと言われたことに対してお前に言われたくないと返した。
一体どのような鈍さを味わったのか、非常に気になる点でもある。