概要
ディスクライターとは、ディスクシステムのソフト(ディスクカード)を書き換えるための装置である。デパートのおもちゃ売り場や駄菓子屋、各種ゲームショップなどに設置されていた。
ディスクシステムの新作が出なくなってからの1993年から次第に撤去されていったが、任天堂による書き換えサービスは2003年まで継続された。このとき使われていた最後のディスクライターは本社に保管されている。
現存するのは上記の本社に保管されている1台のみとされており、それ以外は書き換えの悪用を防ぐために店頭から回収後にプレス処理された様である。
ゲームソフトを書き換えるのに必要な費用は500円。一部タイトルは400円の物もあった。
ちなみにゲームソフトのマスターが入ったカートリッジを複数格納しており、カートリッジはNESと同じタイプの物が使われていた。
デモ画面
ディスクライター上部にはモニターがついており、ディスクシステムの概要やソフトの書き換え方法を映像で知ることができた(マリオとルイージと思われるキャラクターが出演している)。
ディスクファックス
これとは別に任天堂のデータセンターにスコア等のデータを送る「ディスクファックス」なる装置も存在した。