デイヴィ・ジョーンズ(悪霊)
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でいゔぃじょーんず
ヨーロッパの船乗りたちの間に伝わる悪霊。
ヨーロッパの船乗りたちの間に伝わる、海に潜む強大な力を持つ悪魔、若しくは悪霊。
その名の由来は定かではないが、「デイヴィ」は水の流れを表すケルト語、若しくはインド諸島で幽霊や悪魔を意味する「ダピー」から、「ジョーンズ」はケルト語の「Shon」の転訛、あるいはショーニー、あるいは旧約聖書で言及される死と海難を象徴する預言者「ヨナ」からきているのではないかとされる。
海で遭難し溺れ死んだ者たちの魂を海底の奥底にある「デイヴィ・ジョーンズの監獄(デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー)」という自身の領域に幽閉してしまうとされる。
またイギリスの小説家トバイアス・スモレットが書いた小説によると、デイヴィ・ジョーンズは深海の悪霊を統べる魔神であり、様々な姿形を取って嵐の前夜に船の帆に座っているとされ、これから犠牲となる哀れな船乗りたちに死と災難に呪われた事、難破などのあらゆる災難に見舞われる事を告げるという。
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