概要
昭和の初めから平成にかけて活躍した、出羽三山山岳修験道の研究でも有名な民俗学者・戸川安章によって著された、『旅と伝説』通巻一九三号「羽黒山夜話」で紹介された一本足の巨人。
雪が降った羽黒山では、飛び飛びにとても大きな足跡がつくことがあり、これこそがデエデエボウの仕業であるといわれていた。
なおこの巨人はデエデエ坊とも表記され、日本全国に伝わる国造りの巨人ダイダラボッチの系譜の一つ、もしくは別名であるともいわれる。
この妖怪はツイッターの伝承妖怪お題絵において、平成27年8月のお題として出され、妖怪絵師によって新たな姿が与えられた。