概要
主にパソコンのデスクトップ画面上にキャラクターを表示・常駐させるアプリである。デスクトップアクセサリのうちのひとつ。スマホに対応したものもある。
基本的にキャラクターが話したり動き回ったりするのを眺めたり、ユーザーがちょっかいを出して反応を楽しむものだが、時報やニュース配信エージェント(RSS受信機能)やメッセンジャー機能など、一応は実用的な機能も付いている。
1998年にリリースされた「ペルソナウェア(現:Chararina)」は、任意・自作のキャラクターを常駐させることができ、
2000年より開発が始まった「伺か」(旧名省略)は、主に2人1組のキャラを導入してセリフの掛け合いが楽しめるソフトである。2000年代前半のその時代は、これらや類似のソフトが一世を風靡した。「伺か」はデスクトップマスコットの代名詞にもなり、またブームが去った後もひとつの創作ジャンルとして残り、独自の発展を遂げた。
2010年代には「しめじ」(Yuki Yamada氏作)や「Apricot」のキャラクター差し替えが流行し、二次創作の表現手法のひとつとして定着する。とりわけ「しめじ」は国籍を問わず人気を博した。
2019年末にLive2D社がリリースした「nizima デスクトップマスコット(にじマス)」はLive2Dモデルのビュアーであるが、デスクトップマスコットとしての利用も可能である(「Live2D Cubism Viewer」も同様)。
2025年1月にリリースされた「Desktop Mate」は、「令和の伺か」とあだ名され注目を集めている。
一覧
関連項目
Officeアシスタント(カイル君など) … よく似ている。
シミュレーションゲーム(育成ゲーム、恋愛ゲーム) … ある程度の類似性がある。