概要
スクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売した聖剣伝説3の主人公デュランとアンジェラのカップリング。
デュランとアンジェラ、二人がパーティに入っていると固有のやり取りがあるなど、公式からも押されている節がある。
ファミ通comのインタビューによると(一部抜粋)
石井:本当は、デュランとアンジェラ、ケヴィンとシャルロット、ホークアイとリースに関して、“ほかの人よりもちょっと気にかけている”という、淡い恋心の描写を入れたかったんだけど、それを入れる余裕もなく。
――そう、25年前の週刊ファミ通のインタビューを見たところ、「男女の混成パーティなら、もうひとつの意味の三角関係になることもあるかも」と書いてあったんですが……ならないですよね(笑)。アンジェラやホークアイに関しては、それらしきセリフが残っていますが……。
石井:やりすぎると、押し付けになってしまいますしね。結果的には、ユーザーさんが、いろいろと想像できる余地があってよかったかもしれませんね。
との事。
詳細
デュランからアンジェラに対する固有の反応は、恋愛感情はなさそうだが上記のインタビューにあるようにアンジェラに関してはイベントが多少残っており、デュラン、もしくはアンジェラが主人公でパーティ内にお互いがいる場合EDはアンジェラがデュランに特別な感情を持っていたことが判明する。
(デュランはその手のことに疎いようで全く気づいていないのだが)
アンジェラの人物紹介で「惚れっぽく情熱的」とあるように、恋愛体質なのかアンジェラが主人公でデュランがパーティにいない場合は、他の男性メンバー(早い順番でセレクトした男性キャラ)に対してもEDで同じ反応を見せる。
ただ、同パーティ内でデュランがいた場合の方がアンジェラとのやりとりが増え、フォルセナの橋の上ではケンカするデュランとアンジェラを見てニヤニヤ笑いながら「痴話喧嘩」呼ばわりするシャルロットやクスクス笑いながら仲裁するリースなどほんのりラブコメ要素(?)と思えなくもない演出が見られる。
他にもフォルセナで国王への無礼な態度でデュランに叱られるとアッカンベーで返すアンジェラや、フォルセナのデュラン宅でデュランをからかってケラケラ笑うアンジェラなど2人の諍いはわりと微笑ましい戯れあいに近いニュアンスで演出されていたが、グラフィックの都合でSFC版ではあったそういったキャラの感情の反応がカットされている為(2人の喧嘩をみた際のシャルロットやリースの台詞は残っているが「笑いながら見ている」という反応はなくなっており、デュランに叱られた後は「アッカンベーで返す」アンジェラや、フォルセナ宅での台詞は残っているものの慌てたデュランの反応を見た後に「笑いだすアンジェラ」など)リメイク版ではそういったニュアンスが薄くなってしまった節はある。
また、デュランが主人公でアンジェラがパーティにいない場合、終盤のアルテナ城でアンジェラから好意を示されるシーンがありSFC版ではハート付きで投げキッスされていたが、リメイク版では投げキッスもカットされており淡白になっている。
リメイク版で追加されたデュラン・アンジェラ要素といえば、ラスボス前にデュランの事を頼りにしていると話すアンジェラや、EDで「魔法より素敵なもの」と言われてSFC版では全く気付いていなかったデュランが、リメイク版ではカメラがフェードアウトする間際に頭をかいており、もしかしたら「照れているのかも?」と強引に読み取れなくもないニュアンスになっていた程度ではある。(よく分からなくて頭をかいている可能性もあり)
某所の言葉を借りると「デュラアンは意地の張り合い」