概要
チェンソーマンに登場するデンジ(チェンソーマン)とパワー(チェンソーマン)との非公式カップリング。
兄妹のような絡みが多いところから、恋愛要素はなくともこのタグが使われることがある。
当初はこいつとは仲良くなれないとお互いに思っていたデンジとパワーだったが、デビルハンターのバディとして、または同居する家族として過ごすうちに絆が芽生える。
当初は、パワーがニャーコを救うためにデンジを裏切ったり、デンジも女性の胸を揉む目的を達成するためにパワーを助けるなど自分の都合で利用するぐらいにしか考えていなかったようだが、早川アキの家で暮らすようになってから、兄妹のような仲睦まじい関係へと変化する。
しかし、お互いが恋愛感情を抱いている様子はない。
64話で闇の悪魔に出会い、その日以降トラウマになってしまったパワーに、ご飯を食べさせてあげたり、トイレを待ってあげたり、ついには「恐いから一緒にお風呂入ってえ…」とパワーにせがまれて一緒の湯船に浸かるものの、デンジは「全然エッチな感じしねえ」と自身でも不思議かっていた。それは一緒のベッドで寝て、パワーに抱きつかれても変わらなかった。
一方で、その前にデンジが好意を抱くマキマに、パワーを置いて二人だけで旅行へ行こう誘いは、デンジはその時だけは断っていた。
パワーも、デンジに対しては頼れる兄貴のように思っているのか、普段の高慢ちきな性格はどこへやら、弱った時は「デンジイ……」と弱々しく泣きついている。
91話では、「デンジは初めてできた友達」とパワーは語り、自分が窮地に追いやられても、いつもの彼女なら自分の命を優先するのだが、デンジだけは助けようとする姿が見られる。ニャーコ以外の生き物に、彼女がそうする場面は他にない。
「そんな…!イジけるくらいワシが恋しいか!?」
「恋しいよ…」とのやり取りからも、友情を越えた深い親愛を双方ともに抱いているようだ。
余談
2人とも考えることが苦手で、漫才のようなやり取りをよくしている。
ジャンプの単行本未収録番外編漫画でもこの二人で進行することが多い。
ちなみに公式でも「デンパワ」と表記されたことがある(第1回人気投票ページで岸辺がデンパワの先生と紹介されていた)。