CV:土井美加(旧テレビアニメ版)
甲斐田裕子(新劇場版)
概要
南斗正統血統者であるユリアを守護する南斗五車星の一人「海」のリハクの娘。正式な南斗五車星の一人ではないが、父リハクとともにユリアの側にいた忠臣。
シンの居城から飛び降り自殺を図ったユリアを救出した際にもリハク達に同行していた。
幼い頃からラオウに対して密かに恋心を抱いており、ラオウが単身南斗の城を襲撃した際にユリアの甲冑を纏い彼女の影武者として彼と対峙する。ラオウに己の想いを打ち明けるが、ラオウにはユリア以外の女性は眼中に無く冷たくあしらわれる。最終的に彼の前で自害してみせるが「想いが届かないならば、誰の手に渡らぬよう殺してしまえ」と吐き捨てられてしまう。
原作ではあまり出番に恵まれなかったが、旧テレビアニメ版ではユリアが南斗最後の将として登場した時から傍らに控えていた。更に彼女がラオウに救われたエピソードが追加され、雲のジュウザを騙して睡眠薬を飲ませユリアのもとに導くなどの活躍を見せた。
派生作品
DD北斗の拳
漫画版は原作と変わりない姿で、ラオウに告白するが降られると、黒王号の餌のニンジンを手に、自殺モドキをするなどといった行動を取る。 アニメ版第8回および第10回に登場。オープニングにも少しだけ登場している。
原作では美しい容姿をしていたが、本作では何故か背の低い丸々と太った外見(!?)で描写されている。また、口調もギャルっぽいものになっており、「マジ超あべしなんですけど~」が口癖。
どうしてこんな事になってしまったんだ…
本作でもラオウに好意を寄せている。
以前エレベーターの中ですかしっぺをした際、それを誤魔化そうと四苦八苦していたところ、たまたま同乗していたラオウがデカいおならをした。彼女はそれを「自分のすかしっぺを誤魔化すためにオナラをしてくれた」と勝手に解釈し、それ以来一方的な愛情を抱くようになる。
その後、ラオウを誘拐・軟禁して結婚か3ペロか迫るが、ユリアを愛していたラオウはそれを頑なに拒否。自暴自棄になったトウは「ユリア鯛焼き機」なる大掛かりな装置で今の自分の姿を捨ててまでユリアと同じ姿になろうとする。しかし、すんでのところでラオウに止められ、「お前はお前でいろ」と諭され、涙を流した。
しかし、その後トウはきっちり3ペロしたらしく、この一件以来、ラオウは彼女に苦手意識を抱いている模様。
第10回ではリンの主催する女子会に参加しており、突如乱入してきたカーネルを「女子力はんぱない拳」という拳法(?)で撃退した。