概要
土の元素でできた「土の精霊」は「魔物の魔力」と結びつき魔物娘としての「ノーム」となる。
ドロームとはこの際に魔物の魔力の影響が強すぎて土の元素が溶け、より魔物寄りの存在となった亜種である。
その姿はまさに「泥の精霊」といったところ。より不定形でドロドロとした輪郭の中に人間の女性のような体が形作られている。泥という性質のためか、湿地帯にも棲息する。
その体は土そのものであり、ダメージを与えられても周囲の土砂を取り込んで回復できる。
取り込んだ土を用いて分身を造り出すこともできる。自分自身に取り込める土の量や体積は個体ごとの魔力の大きさに比例する。
通常は数体分ほどであるが、強力な個体ともなると、洞窟の天井、壁、地面の様々な箇所を一体でカバーできる程である。
魔物娘として好色さが増しており、ノームよりもアグレッシブに人間の男性に覆い被さり包み込むが、その交わりはノームのように優しくゆったりとしている。