ナグマホン

なぐまほん

イスラエルで開発された歩兵戦闘車

ナグマホン(נגמ"חון)イスラエル国防軍で使用されている歩兵戦闘車である。

ナグマホンは既存の車両に改造を加えたもので、元々は装甲兵員輸送車「ナグマショット」を改造して歩兵戦闘車としたものである。

ナグマショットも、イスラエルでシャーシから設計されたものではなく、センチュリオン主力戦車の砲塔を撤去したもので、遡ると元々の姿はセンチュリオンでありかなり古くから使用されている車両であることが分かる。

当初、ナグマホンは防弾ガラスが嵌め込まれた「く」の字型の防盾が付いただけの大人しいものだったが、2000年頃から箱型の戦闘室 通称「ドッグハウス」が取り付けられて異様な姿となった。

その後、対戦車ロケット砲対策としてケージ(鉄格子)が戦闘室を囲むように取り付けられて異様な風体に磨きが掛かった。

武装はMAG機関銃が4丁と風体の割に軽武装である。