ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権
ねいさんずこくさいほっとどっぐはやぐいせんしゅけん
ニューヨーク・ブルックリンのコニーアイランドにあるネイサンズ(Nathan's Famous Hot Dogs)が主催するホットドッグの早食い大会。
1916年に、4人の移民が誰が一番愛国心を持っているかを示すために、ネイサンズの販売スタンド(1号店)の前でホットドッグの早食い大会を開いたのが起源と伝えられている。この時は12分間で13個のホットドッグを食べた、アイルランド生まれのJim Mullenが優勝している。その後この大会は毎年7月4日の独立記念日に開かれている
1996年以降、1999年を除いて、2006年までの優勝者は全て日本人となっている。2000年には上位3位を日本人(新井和響、藤田操、赤阪尊子)が独占した。
2001年に小林尊が50本を完食してデビューを飾って以降、2005年までの本大会は小林の独擅場と化しており、小林を一躍アメリカ国内で有名にさせた。2006年の大会ではアメリカのジョーイ・チェスナットが52本を完食し2位に入賞、53本と3/4を食べた小林に1本と3/4差まで迫った。翌2007年にはチェスナットが小林を破り、日本の王座が8年ぶりにアメリカに奪われることとなった。
その後2015年を除きジョーイ・チェスナットの独壇場となっている(2018年現在)。
2010年には小林尊が会場内で逮捕される(6ヶ月間の保護観察処分)など、日本でも度々話題にされる。
尚、最初に勝利した日本人は、1986年のUs / Japan title matchにおいて、前年のチャンピオンOscar Rodriguezに勝利した富永弘明(TVアニメ版『ジョジョの奇妙な冒険』のOPを歌った人)である。
TVチャンピオン…2001年まで『全国大食い選手権』のスペシャルとして2001年まで同大会を取り上げてきた。