本項では作品について解説する。
部隊としての詳細や構成員一覧は506JFWを参照。
概要
「ワールドウィッチーズ」シリーズの一環として展開されている、扶桑皇国のウィッチ・黒田那佳および第506統合戦闘航空団をメインに描かれる小説作品。
南房秀久著。
原作:島田フミカネ&Project World Witches、イラスト:飯沼俊規。
全8巻。
コミカライズも刊行されており、漫画版の作画は槌居。月刊コンプエースにて連載され、単行本は全3巻。
物語の舞台となるのは、1944年の第501統合戦闘航空団によるガリア解放後の、第506統合戦闘航空団が設立されてからの時期となっている。
物語
1944年9月、第501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」を中心とした連合軍の活躍で、ガリア共和国のネウロイの巣が消滅、欧州西部の安全が確保された。
その後、パリ防衛のために発足する運びとなった第506統合戦闘航空団「ノーブルウィッチーズ」であったが、ガリア政府及び連合軍が選んだ貴族部隊のA部隊と、リベリオン政府が送り込んだB部隊に分かれ、拠点の別離や連携不足から戦力的にも不安が残る状態での設立となった。
そんな中、扶桑から華族出身ながらどこまでも庶民的な黒田那佳が506JFWに編入する。
時に両部隊の架け橋となり、時に両部隊を引っ掻き回しの元気印のプチ守銭奴・那佳と506JFWの面々の行く先は──
ノブレス・オブリッジを貫くべく、乙女達が蒼天を翔け巡る!