概要
ハインケルSSとは、「スーパーロボットマッハバロン」4話ラスト、および5話「この一瞬に賭けろ」に登場した、ロボット帝国の侵略ロボットである。
空軍所属ロボット。
飛行能力を有し、目標とした飛行機などに空中から接近し、背中に装備したケーブルを伸ばして付着。そこから高圧電流『SS電流』を流し、機体内部の人間のみを蒸発させる機能を有する。
ケーブルの先端が一度破壊された為、特殊合金で作り替えられた。
ジャンボジェットで実験した後に、本来の任務であるマッハバロンを強襲する。
左腕はマニピュレーターで、実験の際にはジャンボジェットをこの腕で掴んでいた。
左腕は大型の砲となっており、これで砲撃も可能。
前話で活動停止の処分を受けたゲラーが、謹慎を解かれて指揮を執る。
劇中での活躍
運用されているジャンボジェットに対し、『SS電流』の実験を行い、成功していた。
墜落したジャンボジェットの内部に、人間の姿が全くない事から、KSSが出撃しジャンボ機を護衛。その際、出現したハインケルSSによる『SS電流』の存在と威力を知られてしまう。
愛が搭乗するキスバードを狙うが、制止を振り切って出撃した陽のマッハバロンにより、救われた。
次はマッハバロンを狙うハインケルSS。マッハバロンも捕まえて電流を流そうとするが、岩井の狙撃によりケーブル先端部を破壊されたために、一旦帰還する。
ケーブル先端部を特殊合金で作り替え、再び出撃。マッハバロンと再戦し、電流を流すが、操縦席の陽はなぜかびくともしない。
実は村野博士の作戦で、マッハバロンには陽にそっくりのリモコン人形を乗せていたのだ。それに気づかず、ゲラーはハインケルSSに放電を続行させるも、とうとう電流を使い切ってしまった。
それを見届けた村野博士により、陽が人形と入れ替わり搭乗。SS電流が使えないハインケルSSは、カノンショッターで左腕を、ドルフィンビームで右腕を破壊され、マッハコレダーを受けて破壊されるのだった。
余談
着ぐるみは、のちに「小さなスーパーマン ガンバロン」20話に登場する巨人「バッチィズドーン」に改造された。