概要
作中の動向
原作において、ハオはアンナの右ビンタを封じた上で顔を思い切り近付けて言い寄るという未来の旦那も真っ青な暴挙に出た。
ナンパされたアンナも一瞬驚愕こそすれど、当然ハオにときめく事は無く、直後に幻の左ビンタを食らわせハオは敢え無く振られる。
が、一発ぶたれた程度でめげるハオではなく、寧ろ最恐のシャーマンたる自分に物怖じしなかったアンナを気に入る様子を見せた。アンナはハオに遭遇した時こそ強気に振る舞ったものの内心は不安だったのか、パッチ村で再会した葉に「もっと強くなって貰わなければ誰かに取られてしまうかも知れない」と漏らしている。
しかし二人の因縁はここで終わらなかった。ハオ組の魂狩りが激化した原作後半、リゼルグが所属するX-Iがアナホル・ポッキに襲撃され、居合わせたたまおとまん太が危機に陥る。そこにポンチの要請によってルドセブとセイラーム、そしてアンナが参上。
しかしたまたまハオが様子を見に来ていたため、たまおらを逃がした上で、ハオとアンナ、二人の戦いの幕が上がる。ハオはこの期に及んでアンナを自分の嫁になる女だと宣い、彼女に一笑に付されても本気であると冷静に告げる。
作中最強候補の二人による勝負は熾烈を極めるが、既に最強のO.S.を完成させていたハオには及ばず、更にはアンナを傷つけたくなかったハオが手心を加えていた事も発覚。消耗したO.S.の霊力の補填に、居合わせた花組を襲おうとするが、アンナの金的を食らって失敗した。「こいつはアンタたちのことなんて何とも思っていないし、誰も信じてなんかいない」と花組を諭し、ハオを殺そうとするアンナに、ハオは少なくとも君だけは信じていると本気とも冗談とも取れない台詞を放ち揺さぶりを掛ける。
そして、作中最大の謎であったアンナの正体に触れた上で、じりじりと彼女を追い詰める。
そこにアンナの本来の夫である葉が(周囲が山火事レベルの炎に包まれていたのにもかかわらず)颯爽と現れ、あわや兄弟の血を見る鞘当てが繰り広げられるかと思いきや、なんと二人は茶を飲みに向かい、彼らの三角関係は有耶無耶に終わるのだった。
このカップリングはこの時のやり取りが元となって生まれたと思われる。