概要
ハオ葉とは、『シャーマンキング』に登場するキャラクターであるハオと麻倉葉のカップリングの作品に付けられるタグである。
ハオは葉と瓜二つの容姿をした落ち着いた物腰に見えるが、その本質は冷酷無慈悲かつ残忍である。その圧倒的な巫力から相手を蔑む傾向がある。現代に転生して出来た弟の葉には思うところがある様子。
麻倉葉は、頭のヘッドホンと木製サンダルがトレードマークの少年で、自他共に認めるユルい性格。兄であるハオを救おうと考えるほどのお人好しでもある。
『シャーマンキング』という物語における主人公とラスボスにして根幹を成す関係の二人。
シャーマンキングという最終目標に向け、地獄での修行と二度の転生を経た今生において、麻倉家の世継ぎ・葉と双子の兄弟として生まれたハオ。自身の暴挙を止めるため弟もろとも手にかけんとした今生の実父と祖父に先制攻撃を仕掛け、結果的に弟・葉の命を守った。その後持霊と共に生家を離れ、葉とは15歳になるまで離れ離れに育つ。
葉はハオと双子という事実をS.F直前まで知らされずに成長(葉が問い詰めた可能性も考えられなくはない)。初めは混乱していた葉だが、試合におけるハオのX-IIIへの無慈悲な振る舞いを前に強い衝撃、怒り、悲しみを覚え、改めて彼との対峙を決意する。
JC22巻、チョコラブへの報復を機に暴走するゴーレムの前に忽然と現れ、ミュンツァーの娘ごとS.O.Fの餌にしようとする。彼女を救おうとする葉と戦闘になるが、葉の仲間達が駆けつけたことで捕食を中断。そのまま退却するが、葉はこの闖入を『自分を助けに来てくれたのでは?』と斜め上に解釈していた。
そしてハオはX-I襲撃事件でX-IIの暴走とトーナメントの今後を彼らに知らせるが、たまおの助太刀に来たアンナと対峙。執拗な尋問と圧倒的な力でアンナを追い詰めていくものの、そこへ助けに(?)現れた葉と何故か茶を飲みに行く展開に…。葉はどうもハオの心境と戦う意味を知りに来たつもりのようだが、そこはやはり霊視能力を持つハオの手前、動揺や惑いを隠すことは難しく、逆に彼の海千山千の言動に翻弄される始末。
その後宿無しになったハオは、葉達が滞在する民宿控え室に転がり込み、一緒に温泉に浸かったり葉と同じ部屋で寝たり(他に部屋が無かったのかも知れないが)と、束の間の他愛無い時間を二人で過ごす。葉も兄弟らしい時間を持てたことで情が移ったのか、第二次トーナメントで死の眠りについたハオの元へ行く時には『ハオは自分に来て欲しいと願っている』と根拠無く宣い、仲間達から総ツッコミを食らってバツが悪そうな顔をしていた。