ハナガサクラゲ

はながさくらげ

タンスイクラゲの仲間の一種。

概要

腔腸動物門・ヒドロ虫綱・淡水クラゲ目・ハナガサクラゲ科に属する海産動物の総称。

生息地は本州～沖縄島に生息している。

傘の直径は普通4～5cmであるが、時には10cm程に達することもある。傘は低い円蓋状、4本の放射管のうち相対する2本は2分岐して計6本となっている。

10～15本の細長い糸状の傘縁触手の他に、棒状の短い触手が傘縁の他上傘上にも多数みられ、その総数は200以上に達することがある。上傘上の触手は求心管で繋がっている。また、傘縁には多数の傘縁瘤や平衡器がみられる。生殖腺は放射管上に襞を作って発達する。口柄は赤褐色、生殖腺は褐色、上傘上の触手は紅色と紫色で、全体として極めて美しいのが特徴。

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海洋生物　クラゲ　海月

タンスイクラゲ