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ハヤセ(戦艦レ級亜種)

きたいのてんねんゆるふわちじょわく

ハヤセ(戦艦レ級亜種)とは、夕海(ゆあ)氏による艦隊これくしょんショート漫画シリーズの登場人物の1人。
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概要編集

初登場は、2017年3月22日掲載のシーズン14「ES101編」内の「艦隊ジャーナル 206」。


「南西諸島沖海域にて佐世保第4哨戒隊と交戦、同部隊の艦娘を3隻撃沈」との報告より、海軍大本営より『レ級亜種』として呼称され、神尾提督率いる横須賀鎮守府は彼女を殲滅させるための囮として利用されることが作戦部より通達される。


しかし、それに納得しない神尾提督は独自に『レ級亜種』の殲滅を計画。

シーズン14にて彼と艦娘たちの覚悟が描かれ、シーズン15「狂鬼絶唱編」では殲滅作戦の様子が描かれることとなる。


しかし、それまでの深海棲艦とは比べものにならない強さ・戦闘スキルだけでなく、白兵戦に関しては艦娘たちを凌ぐ実力を持ち、軍の中で「狂兵」と恐れられる神尾提督の攻撃に対して最低限の動きで避けるという行動を見せるため、流石の神尾提督でさえも苦戦を強いられる。


そんな中、本来一つしかないはずの急所である核が別々に存在する人形部分と尾頭部分の分断に成功。

尾頭部の核を破壊し、後は人形部分を神尾提督が回避不可能な距離で破壊して終了…


となるはずだったが、次の瞬間…



「-た…い、ちょ?」


正体編集

彼女の正体は、かつて深海棲艦に喰い殺されたはずの神尾提督の陸軍時代の部下、衛生兵であるハヤセルリコの記憶、意識を持った存在であった。


もちろん、最初は神尾提督も信じようとはしなかったが、彼女にかつての所属を確認したところ、寸分違わぬ答えを返したため、本人だと確信し攻撃を中断。


「戦艦レ級亜種」は尾頭部の残骸を「検体」として作戦部へ提出する事で『殲滅した』とされ、ハヤセは極秘に横須賀鎮守府に留まる事となった。


なお、体色は深海棲艦のようなアルビノのままであるが、血は人間らしい赤に戻りつつあるらしく、そのうち人間色に戻る可能性もある。

実際、後に描かれたカラーイラストでは、まだ人間離れした白さではあるものの、それ以前の白一色と比べると僅かに赤みを帯びた色合いの肌へと変化している。


容姿・性格等編集

容姿は先述の通り、深海棲艦のようなアルビノな肌に水色に近い銀髪をしている。なお、人間時代の姿も、髪色が栗色で肌も人間色なこと以外はそれほど描き分けはされていないが、提督いわく「(その時の姿よりも)ドチャシコボディになっている」とのこと。

艦隊ジャーナル 番外編~最初で最後の映像記録編「」


性格としては、本人いわく「ものぐさ」で、オシャレなどとは無縁なラフな格好をするような性質とのこと。また、深海棲艦化したことで五感が研ぎ澄まされたのか、肌の感触が人間時代よりも敏感になったこともあり、最近の作品では下着を(少なくとも上は)着けずにパーカーを羽織っただけという格好をしている。このような格好やサムネのように全裸なのに言われるまで気づかないことなどがあるからか、響からは「期待の天然ゆるふわ痴女枠」と称されてしまっている。


なお、身体能力は戦艦レ級亜種のそれをしっかり引き継いでいるらしく、また強大な力を突然つけたために力加減をするのが難しいこともあって、長門や天龍といった戦闘狂から陸上訓練を挑まれては医務室送りにすることも多いようである。

 

余談編集

正気を取り戻す前から、「マタ…隊長に怒ラレタノ…?」と人間の兵隊じみた発言をしていたり、特攻前の構えが完全に神尾提督のソレと一致しているなど、正体をほのめかす描写は多々あった。


その後、狂気に駆られている頃のことについて、「(神尾や艦娘たちが)深海棲艦に見えていたが、尻尾を切られた瞬間に目に映る姿が人間に変わった」などと語っており、本世界での深海棲艦の謎の一端が明かされた。

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