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演:シー・キエン

概要編集

映画『燃えよドラゴン』に登場する悪役。


麻薬組織のボスであり、要塞島で麻薬を製造している。

左手が義手となっており、状況に応じて数種類のアタッチメントを付け替えるギミックが仕込まれている。


人物像編集

裏社会のボスに相応しく冷酷非道で拉致した人間を奴隷もしくは麻薬の実験台として利用する他、劇中では失態を犯した手下達を容赦なく処刑していた。

かつては主人公リーと同じく少林寺で修行した武術家であったが、師匠の教えに背いて拳法を汚したために破門され、更には部下であるオハラがリーの妹を死に追いやった事で二重の意味でリーにとっては因縁の敵となっている。

ちなみにオハラはのちに後述の武術トーナメントでリーに倒されていた。

過去に拳銃で暗殺されかけたトラウマから自身の居城である要塞島には銃火器の持ち込みを一切禁止しており、武術や格闘技の使い手を護衛として傍に置く事で島の支配を確立している。護衛のスカウトも兼ねて定期的に島で武術トーナメントを開催しており、その時だけ部外者が島に入る事を許可している。


作中の行動編集

3年に一度開催される要塞島の武術トーナメントで各地から格闘家達を呼び寄せていたが、自分をマークしている国際情報局の依頼で要塞島に潜入したリーも参加しており、彼の活躍で支配体制に綻びが生じ始めてしまう。

クライマックスで鉄の爪を装備してリーを鏡の部屋に誘い込んで苦戦させたものの、最期はリーに蹴り飛ばされて運悪く壁に突き刺さっていた槍で串刺しとなって死亡。

その後、リーの通報で駆けつけた情報局に要塞島を制圧されて麻薬組織が壊滅する事となった。


関連タグ編集

燃えよドラゴン


魔拳士ジン:同じく左手が義手となっている悪の武術家であるが、こちらはハンとは逆に師匠に裏切られた過去が原因で悪の道に走った哀しき悪役である。

アイアンクロー(鉄の爪):同じく鉄の爪が付いた義手を装備した犯罪組織のボス。

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