バイオベース
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ばいおべーす
この項目では、大貝獣物語に登場するダンジョンについて記載
- 超電子バイオマンに出てくる、主人公側の秘密基地→バイオベース(バイオマン)
- 大貝獣物語に登場するトラウマで有名な場所。本項で解説
グジューがラフラーという大きな花を改良して作った、地中から大地の栄養を吸いとり、それをカプセルに詰めてギャブ・ファーへ送るための基地である。
「大地の栄養」とあるが、その内容は人間を含むあらゆる生物である。
基地内では様々な生物が繭に取り込まれており、先に進むにつれて深刻化し、最上層付近ではほぼ全てが繭と完全に同化していたり、生体実験の跡があるなど、より凄惨なものとなっている。
ダンジョン自体が有機的、生物的な気色の悪いものとなっており、陰惨なBGMが恐怖を煽り、極め付けが繭に取り込まれた人々の絶望的な言葉である。
- 「たぶん、俺達は助からねェだろうな。だって…だってもう、体が繭の中で溶けて、この繭も体の一部になっちまってるんだ…」
- 「どんどん自分が自分でなくなって、何がなんだかわかんなくなって…そんな風に死んでいくのは嫌だよォ……そうなる前に……まだ…あたしが あたしでいる内に…お願い! あたしを殺して!! 人間として死ねないのなら、ここで殺された方がマシだよ! お願い! 殺してェェェ………」
- 「グジューを倒せば、この基地の機能が止まる……この繭はこの基地の一部じゃから、基地が死ねば繭も死ぬ…。わしらは繭と合体してしまっとる。じゃから、繭が死ねばわしらも死ぬという寸法じゃ」
- 「は…始めは…き…気持ち良く……やがて…そ…それは…苦痛へと…か…変わって……」
- 「あ…あっ…あっ…自分の心が……お…俺の心が…消えていく…………」
- (完全に繭と同化してしまっている…)
屈指のトラウマダンジョンとして有名であり、現在でも語り草となっている。
ちなみに、このダンジョンのBGMは「あやしの森」と「南の森サウサ」でも聴くことができる。
曲名は「ミステリアスグリーン」である。
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恐怖のバイオベース(大貝獣物語)
今回はRPGゲームの中でも伝説のトラウマダンジョンと呼ばれる大貝獣物語のバイオベースでの悲惨な様子を目撃した面々の心が容赦なく折られる展開を描きました。原作の鬱展開を尊重してバイオベースの繭に囚われた人達を助ける方法はないようにしてます。 この会話を執筆するために大貝獣物語にのめり込み過ぎてしまったほどでした。2,750文字pixiv小説作品