バイクギャル
ばいくぎゃる
マフィア組織「デリート」傘下の女暴走族。
近未来的なデザインのバイクに跨り、主人公たちの行く手を阻む。
ゲーム中に複数人出現するザコ敵。
その衣装は、トップスは素肌に黄色のジャケット一枚。長袖だが丈は胸下までしかなく、さらに前のファスナーを完全に開けており、大事な部分が辛うじてジャケットで隠れている状態。
さらにボトムスはビキニボトムのみ。
足元は黒のショートブーツ、ジャケットと同色のオーバーニーソックス、膝ガード。
他にはイヤーガード程度しか身につけていない。
その肌の露出の多さはとてもバイクに乗るとは思えないレベルだが、登場回数の少ないザコ敵ながらプレイヤーに印象を残すには十分すぎるものであった。
ちなみに同作のザコ敵の中では極めて体力が低い……というか彼女たちには体力ゲージすらない。一発のダメージで転倒し、バイクの爆発と共に点滅して消える。
まあ実際にそんな衣装でバイクに乗って転んだら致命傷レベルの大怪我をしても当然ではあるのだが。
- ステージ3・ボス戦
ボス「バーバラ」の取り巻きとして初登場。
画面端から出現後、ウイリー走行で直進する。
- ステージ6
オープニング演出でリーダー格とともに一斉に通過していき、その後改めて道中のザコとして登場。画面端から出現して一旦停止し、ライフル銃を撃って去っていく。
- ステージ6・中ボス戦
バイクギャルのリーダー格である色違いの3人と同時に戦うことになる。
それぞれの名前は、赤いジャケットが「BETSY(ベッツィ)」、青いジャケットが「CATHY(キャシー)」、緑のジャケットが「CHRIS(クリス)」。
ちなみにBETSYのみ若干の小麦肌。
中ボスということもあり、リーダー格にはそれぞれに十分な体力がある。また攻撃パターンも異なり、日本刀を掲げたあとに斜め方向に突進してくる。誰か1人を相手にしている途中でも他の2人が邪魔をしてくるため難所の一つ。
余談であるがカプコンのアーケードアクションゲームにおいて女性3人とのボス戦は、過去作にも『ストライダー飛竜』の北風・東風・西風 戦や、『天地を喰らうⅡ 赤壁の戦い』の美美・美冴・美鈴 戦があり、一種の「お約束」のような存在となっている。
本作『バトルサーキット』はリリース以降長らく移植がされておらず、バイクギャルも知る人ぞ知る存在であった。
しかし2018年、『カプコン ベルトアクション コレクション』収録タイトルの一つとしてついに家庭用移植を果たす。さらに2021年には『カプコンアーケードスタジアム』にもDLC追加タイトルとして収録された。対応機種はいずれもSwitch・PS4・XboxOne・Steam。
これからバイクギャルに会ってみたいという御仁には『カプコンアーケードスタジアム』をお勧めする。
ベースソフト『カプコンアーケードスタジアム』は無料でダウンロードでき、DLC『バトルサーキット』は単品で200円(2021年11月時点)と非常に安価で購入することができる。
また以下の便利な特徴・機能がある。
- コンティニュー回数が無制限。頑張れば必ず出現ポイントまで辿り着ける。
- いつでもセーブ可能。出現ポイント手前でセーブすれば何度でもすぐにバイクギャルに会うことができる。同作では全タイトル共有のセーブスロットが32箇所あるため、全ての出現ポイント手前でセーブすることもできる。
- いつでもゲームスピードを変更できるため、スローにしてゆっくりと戦うこともできる。
- 巻き戻し機能があり、バイクギャルを一旦倒したり逃がしたりしても巻き戻して再戦できる。
近年の移植作で手軽に遊べるようになった『バトルサーキット』、そして会いやすくなった「バイクギャル」、気になる御仁は是非プレイして会いに行ってみてほしい。