バクトン
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ばくとん
『キャプテンウルトラ』に登場する怪獣。
元々は人口電子細胞を生成し、それから人工的に食料を生成するバイオニクス機構を用いた「バクトンセンター」と呼ばれる施設だったのだが、突如暴走し、そしてどうしたわけか施設そのものが怪獣化した存在。
口から炎を吐き、人工食料の材料でもあった第7重水を食料としている。
少年宇宙学校パイオニアスクールの生徒であり施設の開発者の息子であるツツミ・シンイチ少年はハックと共にバクトンセンターの式典に参加するのだが、その夜施設が生き物のように動くという怪現象が発生。
単独で潜り込むシンイチ少年とそれを追うハックの目の前で施設のパイプが触手の如く襲いかかるという異常事態が起こる。
ウルトラサインで呼ばれたキャプテンウルトラとアカネ隊員が駆けつけるがバクトンセンターは暴走し怪獣へと変貌、火星のニューキャナルシティで食料の第7重水を求めて暴れ回る。
水素爆弾の原料でもある第7重水に何かあればニューキャナルシティが壊滅する惨事へとなる恐れがあるものの、逆にそれを対抗策にすべくミサイルへと搭載、シュピーゲル号で撃ち込もうとするも炎に包まれ、無事な3号機を切り離し1+2号機で口内へ特攻、体内のVX構成元素を分解されてバクトンは爆散、キャプテンもギリギリのところで脱出し無事であった。
シンイチ少年を演じているのは子役時代の塩屋浩三である。
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